2013年2月28日木曜日

自民党の公約 「ウソつかない TPP断固反対 ブレない 日本を耕す」 なに!「正確には公約ではない」(安倍)ですと

【3月4日追加】
TPPに関する自民党全議員の公約 「ほとんどがTPP反対」 安倍晋三「無回答」 ← コチラ







東京新聞
公約か否か TPP国益6項目 首相と党ズレ    
2013年3月3日 朝刊

自民党が先の衆院選で掲げた環太平洋連携協定(TPP)の交渉参加に関する六項目の判断基準をめぐり、党側と安倍晋三首相の間の認識に、ずれが生じ始めている。衆院選公約の本体の内容を詳しく説明するため同時発表した「総合政策集」が、本体と同じ重みを持つのかが焦点になりつつあるのだ。

自民党外交・経済連携調査会は二月下旬、TPP交渉で守るべき国益として(1)米、麦、牛肉、乳製品、砂糖などの重要品目を(関税撤廃からの)除外、再協議の対象に(2)排ガス規制、軽自動車優遇などわが国固有の安全、環境基準を損なわない(3)医療機関経営への営利企業参入や混合診療の全面解禁を許さない-など六項目を決定。首相に申し入れた。

公約本体には「聖域なき関税撤廃を前提にする限り、交渉参加に反対する」との一項目しかないが「関税撤廃」の除外対象に農産品を明示し、さらに総合政策集の五項目も具体化して六項目に仕立てた。先に議員約二百四十人からなる「TPP参加の即時撤回を求める会」が決議した内容と全く同じで、党内反対派の意向が反映された。政策集は「本体と同じ公約」というのが反対派の主張だ。

首相もオバマ米大統領との会談で、六項目すべてに言及するなど反対派に配慮する姿勢は見せた。

しかし、首相は二月二十八日の衆院予算委員会では、政策集の位置付けに関し「正確には公約ではない。目指すべき政策だ」と表明。六項目を同列視しない考えを強調した。
各国との交渉入りを前に、細かい制約を受けたくないとの本音がにじむが、党内には品目、分野ごとに足かせをはめておかなければ、見えないところで政府が妥協しかねないとの懸念が根強い。反対派は「六項目は同列」と主張し続け、首相に圧力をかけていく構えだ。
(清水俊介)

*
「正確には公約ではない」ということは、
あたかも公約のように見せかけた、ということであるので、
もっと罪は大きい。









放射能汚染 千葉県 手賀沼で最大1万5300ベクレル 河川への流入は減少

東京新聞
手賀沼で最大1万5300ベクレル 放射性セシウム 河川への流入は減少    
2013年2月28日

 県は二十七日、昨年十二月から今年一月に実施した手賀沼と印旛沼の二回目の放射性物質モニタリング調査結果を発表した。

 手賀沼の底泥の放射性セシウムの最大値は一キログラム当たり一万五三〇〇ベクレルで、昨年五~七月に実施した前回の最大を約三〇〇〇ベクレル上回った。印旛沼の最大は三三〇〇ベクレル(前回最大一〇五〇ベクレル)だった。

 手賀沼への主要な流入河川では、最大六〇〇〇ベクレル(同一万一九〇〇ベクレル)、印旛沼への流入河川は同二六四〇ベクレル(同四六〇〇ベクレル)で、いずれも前回を下回った。河川に流れ込む放射性物質が減ったと考えられるという。

 沼の底への蓄積について、県は「今後の調査の推移を見たい」としている。三月に三回目の調査を予定している。(小川直人)

台湾 モデルで女優のリン・チーリン(林志玲)、原発反対を叫ぶ団体への支持を表明


Record China
リン・チーリン、「反原発」の立場を表明!新設団体に正式加入―台湾

2013年2月26日、台湾のモデルで女優のリン・チーリン(林志玲)が、原発反対を叫ぶ団体への支持を表明した。中央社が伝えた。

(以下略)

1766年(明和3年)4月~7月 タンプルにてチェンバロの前で足をぶらぶらさせるモーツアルト(ルーブル所蔵) 【モーツアルト10歳】

北の丸公園 カワヅザクラ 2013-02-28
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1766年(明和3年)
4月初
・モーツアルト一家、ハーレムに行き、大オルガンを弾く。
中旬、アムステルダム着。
16日、モーツアルト、アムステルダム乗馬学校で3度目の音楽会。
一行はこのあと、ウトレヒト、ロッテルダム、ムールディク、アントヴエルぺ、メヘレ、ブリュッセル(以上でオランダの旅を終え)、ヴァランシエンヌ、カンプレを経てパリに着(5月10日)。

前日4月15日付「アムステルダム火曜時報」紙(フランス語)に予告。
「二人の子供が異なったハープシコードではなく、同じハープシコードで、4手でコンチェルトを弾く。・・・」。
この日付「デンマーク水曜時報」(デンマーク語)には「クラヴィアとヴァイオリンのためのソナタ」(K26~31)の出版広告。
「ヴァイオリンの伴奏を伴うクラヴィアのための6曲のソナタ、オランニエ皇女ナッサウ=ヴァイルブルク侯妃殿下に献呈。9歳の有名な若き作曲家J.G.ヴォルフガング・モーツァルトによる、作品4、価格3フローリン」 
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4月22日
・フランス、アンヌ=ルイーズ=ジュルメーヌ・ ド・スタール、パリに誕生。
筆名「スタール夫人」、ホルシュタイン男爵夫人、旧姓ネッケル、ルイ16世の財務総監・銀行家ネッケル娘。皇帝ナポレオンの権力に対する抵抗運動を組織、反ボナパルトの精神的支柱ともなる。1786年、20歳で17歳年上のフランス宮廷付き駐仏スウェ ーデン大使スタール=ホルシュタイン男爵と結婚、2年後に別居して文筆活動にはいる。
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5月
・尼崎藩、武庫郡55ヶ村の農民、在々絞り油屋・干鰯屋への菜種販売の自由を大坂町奉行所に訴願(菜種訴願)。
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5月10日
・モーツアルト一家、パリ到着。宿舎はグリムが予約してくれていたパレ・ロワイヤルの近くにあるトラヴェルシエール通りの浴場主ブリエル宅(現、モリエール通り8番地)。
28日、ヴェルサイユ滞在。~6月1日迄。
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6月1日
・モーツアルト一家、パリに戻る。
12日、モーツアルト、『キリエ』ヘ長調(K.33)を作曲(最初に書いたキリエ)。
中旬、ショーベルトが仕えていたコンチ公ルイ・フランソワ・ド・ブルボンの宮殿(「タンプル」)での演奏会。
ギターの音あわせをしている歌手のピエール・ジュリヨットの伴奏をしようとしてチェンバロの前に座って、足をぶらぶらさせているモーツァルト。
これをミシェル・バルテレミー・オリヴィエが描いた絵がルーブル美術館所蔵となっている。
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6月3日
・幕府、大坂にあった長崎の銅会所を改めて銅座とし、諸国の銅を一手に買い受けさせている。(産銅の独占)
翌年、更に独占強化のため、代官川崎平右衛門を勘定吟味役に抜擢して鉱山のことをつかさどらせた。
この鋼は、貨幣新鋳にとって必要なものであり、その材料確保の意味もあるが、他方、中国との貿易にも棒銅(さおどう)として輸出されている。それだけに、その入手には強引な手をつかい、山師をして諸国の銅山を探らせその開発を急いだ。
のちに田沼意次非難の材料となる吉野の金峰山試掘もその一例。
これは、山の持主である醍醐三宝院門跡の運動によって中止されるが、そのために木は切り倒され、山肌は荒れ、近くにあった放牧地をすっかりだめにしてしまったといわれる。
出羽の秋田藩は、領内の銅山の収公を命ぜられ、付近の村々1万石が幕府の管轄に移される。但し、この銅山は、享保の頃から産出が乏しくなり、藩直営として収支の採算が苦しくなっていたものだった。

「銅座と銅の専売
明和三(一七六六)年の六月三日を以て、幕府は大坂に銅座というものを置いて、ここに銅の専売をやらした。この座において国々から出るところの銅はことごとくその座に集めて売らしめることにした。すべて銅を扱う問屋、銅の鋳屋、仲買等銅を扱う者は皆その座の指揮によることにした。また、諸国において昔から銅の出る山はなお多く銅を掘出すことを計り、また新なる銅を見出したものは、試みに掘って、たとい出る処が少くとも、これを外へは売らずして、皆大坂に送らなくちゃならぬ。その銅はすべて座に納めて速かにその価を授ける。地方から送って来た物は、その便宜に従って船の着いた時に、その座に告げて船から出す。また銅を輸送する途中、およびその他津々浦々或は海上において銅を売買する事は相成らぬ。窃に銅を貯えまたは質とする事も禁ずる。もし禁を犯す者あればその銅はことごとく没収する。従来貯えて在るところの物、もしくは質に取ってある物があればその高を書いて速かに座に送るぺし。国々より出た銅の高は予めその定額を計って前年の冬中に座に申告すべし。その銅の相場はその時に応じて銅座に張出をするによって、その相場に依って、銅を買う者は買うなり、また仲買から買取るようにして、その価を相場より高くすることはならぬという令を出した。」(辻善之助『田沼時代』)
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7月
・イギリス、ロッキンガム内閣、国王の信を失って更迭。
ピット、チャタム伯となり再び政権(名目上はグラフトン首相)。印紙法撤廃過程でピットの影響力が増大。
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7月1日
・朝廷、宮中に仕える役人たちに対して、菊の紋章入りの提灯をみだりに使用することを禁じる
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7月9日
・モーツアルト一家、午後8時、パリ出発。
モーツァルトがパリを去った後、パリでグリムの「文芸・哲学・批評通信」の報告。
「この驚嘆すべき子供は現在9歳である。ほとんど成長していないが、音楽では並みはずれた進歩をとげている。 彼は2年前すでに作曲をよくし、ソナタの作者であった。その後ロンドンで英国王女のために6曲のソナタを出版した。 オランダではナッサウ・ヴァイルブルク公妃のために他の6曲のソナタを公けにした。 彼は大オーケストラの交響曲をいくつも作曲したが、それらは当地で演奏され、広く喝采を博した。 またイタリア語のアリアをいくつも書いたが、私は彼が12歳になる前にイタリアのどこかの劇場でオペラを演じさせるのではないかと思う。 ロンドンで冬の間マンツオーリを聴いていた彼は、それを大変よく活かし、声ははなはだ弱いとはいえ、趣きと感情をともどもに備えた歌い方をする」
「彼はなんとも愛すべき人物であり、言うことなすことすべての中に精神と感情がこもっており、あの年齢の優雅さとやさしさがないまぜになっています」
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7月12日
・モーツアルト一家、この頃、コンデ侯爵ルイ・ヨゼフ・ド・ブルボンの招待でディジョンに到着。約2週間滞在。
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7月18日
・モーツアルト、ディジョン(ブルゴーニュ公国の首府)で音楽会。市庁舎大広間。
この演奏会の予告。
「コンデ皇太子殿下のお許しとご臨席による演奏会 ザルツブルク領主大司教楽長モーツァルト氏が、明日1766年7月18日、市長舎ホールで大演奏会を催す。その9歳の息子と14歳の娘が大作曲家たちの手になるクラヴィアの協奏曲を演奏する。彼等は2台のクラヴィアのための協奏曲や1台のための4手の作品も演奏する。少年は自分の作曲したアリアを歌う。序曲はすべてこの比類なき偉大な作曲家として、すでにヴェルサイユ、ウィーン、ロンドンの宮廷で驚異の的となった少年の手になるものである。音楽愛好家が好みの楽譜を持参すれば、すべてこの少年は初見で演奏する。・・・」
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7月24日
・北米、ポンティアック戦争終結。
オタワ族・イギリス、オスウィーゴ条約締結。インディアンはアパラチア山脈の東をすべて失う。
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7月26日
・モーツアルト一家、リヨン到着。4週間滞在。
コルドゥリエ広場のホールで毎週水曜日に開催されていた定期演奏会に出演。
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厚生労働省、「准正規労働」創出で待遇改善、無期雇用で賃上げを狙う。 ???

読売新聞
「准正規労働」で待遇改善、無期雇用で賃上げ

 厚生労働省は来年度から、正社員と非正規労働者の中間に位置する新たな雇用形態の創出に乗り出す。

 働く期間に定めがない無期雇用にして賃金を上げ、正社員に近づける一方、昇進などは制限する「准正規労働者」ともいえる形態で、増え続ける非正規労働者の労働条件の改善につなげる狙いがある。非正規労働者を准正規労働者に引き上げるなどした企業に対し、総額54億円を助成する方針だ。

 「正社員を増やすことにこだわっていても、不安定な非正規労働者が増えるだけだ」。厚労省幹部は危機感をあらわにし、今回の対策を打ち出した背景を語る。

 同省では、これまで非正規労働者を正社員にした企業に助成金を出すなど様々な対策を講じてきた。だが、非正規労働者はこの10年間に年平均約30万人のペースで増え続け、昨年は約1813万人と労働者全体の35・2%を占めるまでになった。このうち約400万人は正社員を希望しながらかなわずにいる非正規労働者だ。

(2013年2月28日07時15分  読売新聞)

多分、
非正規から准正規ではなく、
正規から准正規への移動の方が多くなるだろう。

海に接するナミブ砂漠の幻想的な写真。 撮影はイタリアの写真家 Roberto Sysa Moiola 氏。




たばこ禁止の研修中に喫煙 大阪市、職員を停職3カ月。 大阪府警は喫煙オッケーで松井もここで吸うらしい。

47ニュース
たばこ禁止の研修中に喫煙 大阪市、職員を停職3カ月

 大阪市は28日、服務規律を徹底するための研修中に喫煙したとして、建設局西部方面管理事務所の男性技能職員(58)を停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。

 市によると、職員は1月9日午前11時25分ごろ、勤務時間に含まれる5分間のトイレ休憩中に研修施設を出て、付近の路上でたばこを1本吸った。勤務時間中の喫煙が懲戒処分の対象になると講義を受けた直後だったため、市は「悪質と判断し、通常より重い処分にした」と説明している。

 職員が上着を羽織って出て行ったため、不審に思った市の担当者が尾行して発覚した。

2013/02/28 12:46   【共同通信】

大阪市にはセコイ岡っ引きだらけ?


MSN
2013.2.26 11:10 [westセレクト]


 大阪府の松井一郎知事が府議会に提出した、公共施設内での禁煙を義務付ける受動喫煙防止条例案をめぐり、議会の一部から「不公平だ」との不満が噴出している。飲食店や宿泊施設を利用する府民にも禁煙への協力を求める内容だが「当面の間警察施設は除く」との例外規定があるためだ。


知事自身は愛煙家…「隣の府警に吸いに行くわ」

 条例案は受動喫煙のない社会を目指し、公共施設内では分煙スペースを設けることも禁じる内容。しかし「24時間勤務の交番では、制服を着た警察官が外で吸うことになる。府民から見るとサボっていると誤解を招く恐れがある」(府担当者)との懸念から、警察施設は対象から外された。

 松井知事は26日、記者団に「分かりにくいと言われれば分かりにくい」と語ったが、野党会派の府議は「これまで知事は府庁近くの喫茶店で吸っていたが、条例施行後は府警本部で吸うようになるのではないか」と皮肉っている。

放射能汚染 岩手県、引き続き、県内で捕獲されたシカ肉、クマ肉及びヤマドリ肉の出荷を制限





野生鳥獣肉の放射性物質検査について
2013年02月28日

岩手県内で捕獲された野生鳥獣肉のモニタリング調査を結果をお知らせします。

 平成24年4月以降、シカ肉、クマ肉及びヤマドリ肉から基準値(100Bq/kg)を超過する放射性物質が検出されています。

 クマ肉については平成24年9月10日付で、シカ肉については平成24年7月26日付で、ヤマドリ肉については平成24年10月22日付で、国から本県の全域を対象とした出荷制限の指示がありました。

 出荷制限の指示後も、基準値を超過する放射線物質が検出されています。引き続き、出荷(個人による飲食店への持ち込み等も含む)を行わないようお願いします。

(略)


昨夜の浦和-広州戦でレッズサポーターが中指立てたりしてて「日本人、民度低いな~」と中国メディアが報じてますよ 中国メディアはこういうの狙ってるんですから気をつけないと~




「それは村山さん、あなたが自民党と組んで総理大臣になって自民を延命させ、社会党をめちゃめちゃにしたからでしょう。」(中森明夫)

さっき村山元総理がなぜ社民党は正しいのに広がらないかと言ってたけど、それは村山さん、あなたが自民党と組んで総理大臣になって自民を延命させ、社会党をめちゃめちゃにしたからでしょう。
それが、よく言いますね。
私が村山富市だったら原発の前で腹でも斬ってメッセージしますよ・・・・


正しい!!
以下より引用
togetter     ↓
中森明夫さん 社民党『脱原発を実現する』出版パーティーで吠える
 「政治に素人のアイドル評論家だけど言わせてもらいます」

裁量労働 増加の一途 残業代不払いの抜け道に

東京新聞
裁量労働 増加の一途 残業代不払いの抜け道に    
2013年2月28日 朝刊 

 一定時間働いたとみなし、仕事の手順や時間配分を従業員に任せる「裁量労働制」が、二〇一一年に全国で初めて九千件を超え、過去最多になった。規制緩和による経済成長を主張する経団連は適用拡大を求めるが、労働者側は「際限のない残業につながり、長時間労働を助長しかねない」と反発している。 (中沢誠)

 全国の労働基準監督署への届け出数をまとめた厚生労働省によると、一一年は、前年より四百三十二件増の九千三百五十六件。内訳は、研究開発などの特定業務に適用される「専門業務型」が七千三百三十九件、本社勤務のホワイトカラーなどに適用される「企画業務型」が二千十七件だった。届け出数は増加傾向にあり、専門業務型は過去十年で三倍、企画業務型は〇四年の適用要件緩和で、翌年は二倍に膨れ上がった

 裁量労働制は、労働時間だけでは成果を評価しにくい働き方に対応するために設けられた。いくら働いても労使で合意した労働時間分の賃金だけを払えばいいため、経営者は残業代削減という側面に目が行きがちだ。

 企業からの労務相談を手掛ける窪田道夫・特定社会保険労務士は「『名ばかり管理職』への規制が強まり、残業代削減の逃げ道として、裁量労働制に切り替えている」と話す。景気低迷が続き、どの経営者もコスト削減に腐心している。窪田氏も顧客から残業代削減の相談を受けることは多いという。

 独立行政法人「労働政策研究・研修機構」(東京)の浜口桂一郎研究員は「IT業界の拡大に伴い、制度を使うIT企業が全体の導入件数を押し上げている」と分析する。

 システムエンジニア(SE)のようなシステム設計業務は、専門業務型の対象業種に含まれる。一一年の就労条件総合調査によると、専門業務型の業種別導入率は、情報通信業が17・7%と最も高く、学術研究(8・7%)、製造業(3・1%)、金融保険業(2・5%)と続く。

 しかし、IT業界では裁量性の低いプログラマーなどにも制度を適用する企業もある。浜口氏は「IT関係者自身、裁量労働制の導入には無理があると言っている。専門業務型裁量制のあり方について再検討する必要がある」と指摘する。

<裁量労働制> 実際の労働時間にかかわらず、あらかじめ労使で決めた時間を働いたとみなすため、成果主義の色合いが強い。深夜・休日労働を除いて割増賃金は発生しない。導入には労使合意が必要で、労基署に届け出る。適用業種は限定され、「専門業務型」が研究開発や取材・編集、ソフト開発など19種類の業務、「企画業務型」は事務系の企画・調査などが対象。専門業務型は1988年、企画業務型は2000年に導入された。

2013年2月27日水曜日

安倍ノミクスの足かせとなるG20声明

「朝日新聞」2月23日付け経済欄の匿名コラム
問題は、
G20声明の中味ではなくて、
安倍ノミクスの軽い中味にある、
ということ。

東京 江戸城(皇居)東御苑のカンザクラ(寒桜)が開花 2013-02-26

3月5日
東京 江戸城(皇居)東御苑の桜 2013-03-05 カワヅザクラ ツバキカンザクラ リュウキュウカンヒザクラ カンザクラ
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江戸城(皇居)東御苑のカンザクラ(寒桜)が開花
本丸休憩所の前あたり

残念ながら、カワヅザクラはまだ硬い蕾
例年よりもかなり遅い

2月26日の状況



東京 江戸城(皇居)梅林坂の梅 2013-02-26



寛仁3年(1019)2月~3月 藤原道長(54)の出家 刀伊の入寇(Ⅰ.女真族、対馬・壱岐を襲撃)

江戸城(皇居)東御苑 カンザクラ 2013-02-26
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寛仁3年(1019)
2月
・この月、数ヶ月間精進物しか食べなかった道長は、眼病が重くなって2~3尺離れた人の顔すら見分けにくくなったので、医師や陰陽師の勧めにより、魚を食べることにした。
彼にとっては残念千万であったらしく、仏に50日間のお目こぼしを願ってから食べている。
日記に、「これただ仏法の為なり、身の為に非ず」と記す。
*
2月3日
・京都の放火・強盗
3日、京の東南方に火が見え、23日夜は群盗が故為尊親王の妻の中御門邸付近を荒らす。
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3月14日
・京都の放火・強盗
14日夜、内裏の東宮御座所の凝華舎の西の廊下に放火、発見が早く叩き消すことができた。
17日、穀倉院の倉が2棟焼失。
月末、群盗が常陸介藤原惟通の先妻の家に放火し、娘が焼け死んだ。
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3月21日
・藤原道長(54)、胸病が重く土御門第で出家。戒師は院源で、法名は行観(のち行覚に改めた)。
この月、胸病の重い発作が道長を襲い、彼は剃髪出家を決意。
21日、延暦寺の僧院源を招いて戒師とし、行観(のちに行覚)の法名を得た。
発作は月末には収まるが、実資によれば、「容顔老僧の如し」という状況で、彼の心境は、急速に来世に傾いていったと察せられる。
朝臣は土御門邸に続々と集まり、太皇太后・皇太后・中宮など、道長の3女もお見舞の行啓があった。
彼がその居邸である土御門邸のすぐ東に、壮麗な法成寺を建立する決心を固めたのは、この頃であろうと思われる。

『御堂関白記』には3月17日までは詳細な記事があるが、以後は翌年(寛仁4年)にも僅かな記事があるだけで、その翌治安元年は、9月1日条「念仏を初む、十一万遍」など、5日まで念仏の回数が書かれているだけ。
道長は、出家後も頼通に指示を与えて政治的に大きな力を持ち続けたが、日記は出家とともに終わったと言える。
日記は、官人として公事を記録し、子孫に拠るべき先例を伝えるためのものであるというその本質が見てとれる。
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3月28日
・刀伊の入寇。
女真族、対馬・壱岐・筑前に来襲。
大宰権帥藤原隆家ら奮戦して撃退。

刀伊の襲来は3月末、賊船50隻による対馬・壱岐の襲撃に始まった。
対馬は、3月28日付で急を大宰府に報じている(この日、突然の攻撃があったと思われる)。
被害は甚大で、壱岐守藤原理忠(まさただ)は死に、対馬守遠晴(姓不明)は難を逃れたが、対馬からの急報は4月7日、大宰府に到着した。

一方、壱岐島分寺(とうぶんじ、国分寺と同じ)の講師常覚(じようかく)は、三度にわたって賊襲を撃退したが、ついに数百の敵に抗し得ず、単身逃れて同じく7日午後に大宰府に着いた。
大宰府はこの時初めて賊難を知ったが、その日、賊船は筑前怡土(いと)郡(福岡県糸島郡)に襲来し、志麻郡・早良郡などを掠め、暴れ廻った。

「それ賊徒の船、或いは長さ十二箇尋、或いは八、九尋、一船の檝(かい)は三四十人許り、乗る所五六十人、二三十人は刀を耀し奔騰(ほんとう)し、次で弓矢を帯し楯を負ふ者七八十人許り相従ふ」。

彼らの船は長さ8尋~12尋くらいというから、平均15mぐらい。櫂(かい)を30~40も並べ、非常に速く、50~60人を乗せるという。
上陸に際しては100人ばかりで一隊をなし、みな楯を持ち、前陣20~30人は鉾や太刀を持ち、これに弓矢を持った70~80人が従い、この類のものが10隊、或いは20隊と荒れ廻り、山野を駈け巡って馬や牛を斬っては食い、犬も殺して食う。
手当たりしだいに人を捕えて老人・子供は全て斬殺し、壮年男女はすべて船に追いこみ、穀物を奪い、民家を焼いたという。
壱岐島は、400人の島民が殺されたり捕えられたりして、残る者わずかに35人に過ぎなかったという。

■大宰権帥藤原隆家
伊周の弟で、花山法皇に矢を射かけて伊周左遷の原因を作った張本であるが、罪を許されて帰京。その後、出仕してからは政界に活躍することはなかったが、豪傑で、独特の風格をもって毅然とした態度を取り、人々に畏敬されていた。
道長の妨害を受けて実資が苦心した長和元年(1012)の娍子立后の際にも、その儀に参列した数少ない公卿の1人で、皇后宮大夫として娍子の世話を引き受けた。
しかし、その年冬頃、彼は目を突いて、それから眼を患ったらしい。
長和2年(1013)2月には皇后宮大夫も辞任して引き籠り、熊野詣などもして治療に努めたがはかばかしくなかった。

その頃、九州に宋の名医がいると聞いて、九州に行きたいと思ったらしい。
たまたま長和3年(1014)2月に大宰大弐平親信が辞任し、大宰府に空席が出来たので、彼は熱心に大宰権帥の任を望み、仲のよい実資にもそのことを語っている。

大宰帥(大宰府の長官)には親王が任ぜられるのが例になっていたが、これは名ばかりで、赴任せず、現地に赴いて実際の長官となるのは権帥か大弐であった。
大宰府は、九州全体を統率する小朝廷であり、外国貿易の利得も多く、都落ちの形とはいえ景気のよい官であった。
菅原道真、源高明、藤原伊周の例のように、大宰権帥は大臣を左遷するときの官名としても使われるが、この様な左遷の時の権帥任命には、実務には関与すべからずとの但し書きのついた命令が出て、待遇も罪人扱いになる。

その年6月、隆家は、僧清賢に砂金10両を持たせて九州に眼の薬を買いにやらせている。
清賢はそのとき実資にも子供のための薬を手に入れるように頼まれて、その代わりに実資の手配で早船を世話してもらい、九州で宋から来た医僧の恵清(えじよう)から薬を買って帰京している。隆家が聞きつけたという名医は、この恵清のことであろう。
この時の大宰府の空席には希望者が多かったが、11月7日、隆家は望みどおり大宰権帥に任ぜられた。

そして翌長和4年(1015)4月21日、参内して赴任する旨を奏上し、正二位に叙せられ、諸方から砂金150両・馬3疋をはじめ、多くの餞別を受けて任地に赴いた。

彼の九州での治績は不詳であるが、問題の多い大宰府ではあるけれども、彼の在任中、時に事件は見当たらない。
大宰権帥の任期は5年で、彼はその最終年にこの刀伊の事件に当面した。
『大鏡』には、彼が善政を施すとて、九州こぞって従ったとあり、多いに人望を集めていたらしい。
隆家が大宰府官人や豪族を率いて賊に対したことは、当時としては最良の条件を備えていたといえる。

隆家はなかなか気骨のある人物であったようだ。
ある日(寛弘年間か)、道長が土御門第の宴会に隆家を呼んだところ、みな服の紐を解いて盛り上がっているところに、隆家が遅れて正装でやって来た。「早く御紐を解かれなさい」と道長が言うが躊躇っていたので、ある人が「解いてやろう」と言うと、「隆家は不運な身だが、おまえらにそんなことをされる身ではない」と気色ばみ、道長が「まあまあ」と自分で紐を解いてやり、宴に興じたと『大鏡』に伝える。
道長も彼に一目おいていた。
*
*

某放送局のトイレにあった節水シール。悲惨すぎる




TPP 焦点に医療保険浮上 厚労省「国民皆保険制度」崩壊に危機感

MSN
焦点に医療保険浮上 厚労省「国民皆保険制度」崩壊に危機感
2013.2.26 22:38

 安倍晋三首相が参加に向け調整を開始した環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉で、焦点の一つに医療保険分野が急浮上し、所管する厚生労働、総務両省は「国民皆保険制度」が崩壊するのではないかと危機感を強めている。

 田村憲久厚生労働相は26日の記者会見で、交渉参加が国民皆保険制度に及ぼす影響について「何としても避けなければならない。首相も『絶対ない』と言っているので、交渉の中で壊れていくことはない」と強調した。

 首相は、今月19日の参院予算委員会で「国民皆保険は守っていく。わが国の主権の問題だ」と述べた。25日には、官邸を訪ねた日本歯科医師会の大久保満男会長らに対し、交渉に参加しても国民皆保険制度を維持する考えを伝えている。

 それでも、厚労省は「米側が交渉中に絶対に俎(そ)上(じょう)に載せないという保証はない」(幹部)と不安を隠せない。昨年までの民主党政権が当初、医療保険制度について「議論の対象外」と説明してきたのにもかかわらず、途中から「可能性は否定できない」と態度を変化させてきたからだ。

 同省は、国民皆保険制度が廃止されると、自在に価格を設定できる自由診療が基本となり、外資の民間保険加入者と未加入者との間で医療格差が広がる可能性が高くなると強調する。同省も米国側の動向を独自に収集し、同制度の存否が交渉案件にならないよう、与党議員に働きかけを強めることにしている。

生活保護受給者の自殺率の高さは、高すぎる。ひどい。




平成25年2月7日 衆議員予算委員会 長妻昭 提出資料  ← コチラ

<安倍首相>農業の競争力強化を関係閣僚に指示


<安倍首相>農業の競争力強化を関係閣僚に指示
毎日新聞 2月26日(火)20時36分配信

 安倍晋三首相は26日の日本経済再生本部会合で、農業の競争力強化を関係閣僚に指示した。環太平洋パートナーシップ協定(TPP)への交渉参加をにらみ、大きな影響が懸念される農業対策を加速させる方針だ。安倍政権は農地改革の推進や農産物を加工して販売する6次産業化(農商工連携)などで、農業を「攻め」の成長産業に育てる戦略を描く。現在ある関税が撤廃されれば農業への打撃は必至で、政府は農家への所得補償など新たな農業対策を迫られる可能性がある。

 安倍首相はこの日、「若い人が働きたいと思えるような、世界に日本の特産品を広げていけるような、攻めの農林水産業の展開に向け、従来の発想を超えた大胆な対策の具体化を図ってほしい」と指示した。

 農水省は今後、まず耕作放棄地の解消と農地集積の推進に取り組む構えだ。全国の耕作放棄地は1980年の12・3万ヘクタールから、2010年には埼玉県の面積に匹敵する39・6万ヘクタールと3倍以上に増えた。また、国内の農業者は、65歳以上が59%と高齢化が進んでいる。農水省は高齢化で引退する農家から都道府県が「受け皿」として農地を借り受け、新たに貸し出す制度を検討中だ。

 一方、農家1戸当たりの耕地面積は現在、平均2・2ヘクタール。コメ農家の場合、20~30ヘクタールないと、専業農家として安定的な経営ができないとされるが、1戸当たり20ヘクタール以上の耕地は全体の3割にとどまっている。同省は、農業に株式会社を参入させるなどして、農地の集積や経営の効率化を目指している。

 TPP交渉に参加した場合、農水省はコメ、乳製品、麦類、砂糖、牛肉など高関税で国内農家を保護する「重要品目」について、関税撤廃の「例外」とするよう求める方針だ。しかし、これまでの自由貿易協定(FTA)では全品目の1割近くが「例外」として認められたのに対し、TPPは1%程度になるとみられている。今後の交渉で「例外」が認められなかった場合、政府は品目ごとに農家へ所得補償(直接支払い)を行うとみられ、2兆円以上とも言われる財源や費用対効果が問題となりそうだ。【川口雅浩】

おそらく、一握りの、例外的にアメリカに強い、輸出競争力のある成功例を作ってシャンシャンで終らせるだろう。



丸川珠代が日雇い派遣解禁を主張した日経全面広告のタイトルは、「若い世代が働く喜び共有し 労働意欲持てる社会に」。すごいよな、明日をも知れぬ日雇い派遣をさせておいて、喜べ、意欲持てというわけだよ。







しんぶん赤旗  2013年2月26日(火)
日雇い派遣の解禁主張
丸川氏、厚労政務官の資格問われる
派遣会社の広告に登場 
 
 丸川珠代厚労政務官・参院議員(東京選挙区)は、25日付の「日経」に掲載された派遣会社ヒューマントラストの広告に登場し、昨年10月施行された「日雇い派遣の原則禁止」について、派遣会社の要求に応えて見直すべきだとの考えを表明しました。労働分野は丸川政務官の担当。派遣会社に法令を順守させるべき政務官が派遣会社の広告に登場し、施行から半年もたたないうちに見直しを主張するなど政務官としての資格が問われます

 この広告では、丸川氏とヒ社の阪本美貴子社長が対談。阪本氏が、日雇い派遣が原則禁止されたが、「短時日の業務も現実に発生している」と法改定を批判すれば、丸川氏は「ニーズが多いものを抑えるとアンダーグラウンドに潜り労働者保護はさらに難しくなる。そうなってはいけない」とのべ、法改定が労働者保護に逆行するものだと強調。厚労省の研究会で日雇い派遣を含めて議論しているとして「今夏に一定の結論を出して次は労働政策審議会で議論する」と見直しを進めていく考えを強調しています。

 日雇い派遣については法改定されたばかりで議論事項に入っておらず、見直しを行うなどというのは事実をゆがめるものです。

 日雇い派遣の原則禁止は30日以内の短期派遣を原則禁止するだけで抜け穴だらけのものでしたが、それでも派遣業界は利益低下につながるとして強く反対。丸川氏は国会で原則禁止を批判し、派遣事業は「雇用の安定をもたらす」とのべ、低賃金・不安定雇用を持ち上げていました。丸川氏は派遣業界の政治団体から2010年と11年度に政治団体のパーティー券12万円を購入してもらっています。


朝日新聞2013年6月25日13時22分
丸川珠代厚労政務官の問責決議を可決 参院厚労委

 参院厚生労働委員会は25日、人材派遣会社の新聞広告に厚労政務官として登場したことは問題だとして、丸川珠代厚労政務官に対する問責決議案を与党欠席のまま、可決した。野党の民主、みんな、社民の3党が共同で決議案を出し、採決では共産党も賛成した。

 問責決議によると、丸川氏は2月25日付の全国紙朝刊に載った人材派遣会社の広告で、昨年10月に改正された労働者派遣法に盛り込まれた「日雇い派遣の原則禁止」について、見直しに向けた議論が始まることが正式に決まっているかのように説明。厚労省の方針と異なる説明をした責任は免れない、などとしている。

 丸川氏は昨年12月の自民党政権発足に伴い、厚労政務官に就任。参院厚労委ではこれまで、「広告との認識はなかった」などと答弁していた。


スポーツ報知
丸川政務官の問責決議を可決

 参院厚生労働委員会は25日、丸川珠代厚労政務官に対する問責決議を民主、みんな、共産、社民の各党の賛成で可決した。自民、公明両党は、平田健二参院議長の不信任決議案が処理されていないなどとして委員会を欠席していた。

 丸川氏は労働分野を担当しているが、2月25日の新聞に人材派遣会社社長との対談が掲載された。対談が全面広告の一部分だったため、野党は「企業の宣伝に関わり、政務官として不適切だ」と追及。

 決議は、丸川氏は監督する立場にありながら問題が指摘されている人材派遣会社の営利広告に出演し活動にお墨付きを与えたのは、政務官としてあるまじき行為だ、などと批判した。

 民主党などは、参院本会議に丸川氏の問責決議案を提出しない方針。

 田村憲久厚生労働相は5月の参院厚労委で「政務官規範に抵触しないが、誤解を与えたのは間違いない」と陳謝していた。
(2013年6月25日13時26分  スポーツ報知)

2013年2月26日火曜日

東京 江戸城(皇居)梅林坂の梅 2013-02-26

江戸城(皇居)梅林坂の梅
2月26日現在の状況







東京 江戸城(皇居)東御苑のカンザクラ(寒桜)が開花 2013-02-26

チェリャビンスク市上空で隕石が炸裂したときの様子。 その明るさは太陽をも上回る。




Astronomy Picture of the Day  ←  コチラ

隕石の話題でこんなハナシ(↓)





ドイツで隕石動画がブロックされている理由  ← コチラ


昨年7月にNASAの太陽観測衛星SDOが撮影した環状のプラズマ(コロナループ)の美しい動画




PC遠隔操作:片山容疑者の勾留理由開示 犯行を否認 「裁判官の方がよほどハイテンションで、人定手続きすっ飛ばしたり早口でまくし立てたりして、落ち着きがなかった」

【3月3日追加】
PC遠隔操作事件:処分保留のまま釈放、別事件で再逮捕。 「無理な逮捕」「起訴できるだけの証拠はない」 どうする?マスコミ   ←  コチラ

毎日JP
PC遠隔操作:片山容疑者の勾留理由開示 犯行を否認
毎日新聞 2013年02月26日 18時43分(最終更新 02月26日 19時17分

 パソコン遠隔操作事件をめぐり、威力業務妨害容疑で逮捕された東京都江東区、IT関連会社社員、片山祐輔容疑者(30)に対する勾留理由開示手続きが26日、東京地裁(岩田澄江裁判官)であった。片山容疑者は「私は遠隔操作事件の犯人ではない。どうか無実と分かってください」と改めて否認したが、岩田裁判官は罪証隠滅や逃亡のおそれがあるとして「勾留には相当の理由がある」と認めた。

 片山容疑者は黒の長袖シャツにベージュのズボン姿。意見陳述では事前に用意したメモを見ながら「私には前科があるが、5年間まともに働いていた。今の立場は誤認逮捕された4人と同じ。一日も早く解放してほしい」とはっきりした口調で訴えた。

 また、遠隔操作ウイルスを作る際に使われたコンピューター言語については「その言語を使って自分でプログラムを作ったことはない」と述べ、ウイルスを作る能力がないことを強調した。開示手続きには検察官も立ち会ったが質問はしなかった。

 弁護人の佐藤博史弁護士によると、片山容疑者は手続き終了後の接見で「言うべきことは言えた」と話したという。弁護側は27日も勾留が続いた場合、取り消しを請求する方針。【松本惇】

■江川詔子さんのツイッター

Shoko Egawa ‏@amneris84
片山祐輔容疑者は、勾留理由開示公判で「私は遠隔操作ウィルス事件の犯人ではありません」と容疑を否定。口調はやや早めだが落ち着いて弁護人の質問に答えた。裁判官の方がよほどハイテンションで、人定手続きすっ飛ばしたり早口でまくし立てたりして、落ち着きがなかったにゃ

Shoko Egawa ‏@amneris84
逮捕状、勾留状の被疑事実に、遠隔操作の事実が全く書かれていないというのには驚いたにゃ〜。

Shoko Egawa ‏@amneris84
愛知県豊田市のPC使って犯罪予告の書き込みした疑い。まるで彼が愛知に出かけてPC動かしたみたいになってる RT @joji: では、何の被疑で逮捕されたのでしょうか? RT: : 逮捕状、勾留状の被疑事実に、遠隔操作の事実が全く書かれていないというのには驚いたにゃ〜。

Shoko Egawa ‏@amneris84
片山容疑者も逮捕された時には遠隔操作事件とは告げられておらず、「その日の夕方になって捜査員の方からほのめかされて知りました」とのこと。

Shoko Egawa ‏@amneris84
威力業務妨害RT @Saisyoh: そいや逮捕容疑は何でしたっけ。まさか猫に首輪を付けた容疑? “amneris84: 逮捕状、勾留状の被疑事実に、遠隔操作の事実が全く書かれていないというのには驚いたにゃ〜。”

Shoko Egawa ‏@amneris84
片山容疑者の被疑事実は「コミケのイベントを妨害しようと企て、平成24年8月9日午前10時37~42分にかけて、愛知県豊田市の会社のPCを使用して2chの掲示板に『ガソリンまいて火をつける』『ナイフで無差別に刺す』などの書き込みをした」というもの。これに対し、弁護人は(続く

Shoko Egawa ‏@amneris84
続)道具として使われたPCの特定だけでは犯罪事実を特定したことにならない、どのように愛知のPCを使用したのか、被疑者が使ったPCを特定すべき、などと裁判官に釈明を求めた。岩田裁判官は、「何らかの方法で使用した」とだけ述べ、「これ以上は証拠の内容にわたるのでお答えできない」と述べた

Shoko Egawa ‏@amneris84
被疑者がいつ、どこで、どのPCを使ってウィルスを作成したり、仕込んだりしたのか、という肝心の部分を何も明らかにせず、「何らかの方法で」の一言ですまして人を20日も拘束していいのか…という問題

Shoko Egawa ‏@amneris84
東京地裁、刑事2,5、12,14,19、20部の裁判官は、なぜホームページに名前を載せないのかしらん。

Shoko Egawa ‏@amneris84
これに対し弁護人は、「職場のPCも自宅のPCもすべて押収されていて罪障隠滅のしようがない」「これだけマスコミに報じられ、衆人環視の中、逃亡できるはずがない」と述べて、勾留の判断について裁判官の再考を求めた

Shoko Egawa ‏@amneris84
少なくとも勾留請求の段階では、検察官は「いつ、どこで、どのPCで遠隔操作ウィルスを作ったり仕込んだりした」ということを書けるだけの材料がなかった、ということでせう

Shoko Egawa ‏@amneris84
勾留理由開示公判には担当の検察官2人が立ち会い、片山容疑者の発言をせっせとメモっていた。それより録音・録画をして取り調べを行えばいいのに…

Shoko Egawa ‏@amneris84
容疑者がショップに売った携帯から、真犯人が送ったのと同じ江ノ島の猫の写真の一枚が再現されたという報道については、「ネットのサイトで見たものをキャッシュ保存した。私で撮った写真とは違うフォルダーに保存されているはずだし、私が撮ったなら元の解像度で残されているはず」などと説明した。

Shoko Egawa ‏@amneris84
片山容疑者は、休職していた理由について、「昨年秋頃から仕事に集中できず、プログラムが書けない読めない状態になり、精神科を受診して休んだ方がいい」と言われた、と説明。一方、休職中にタイやイタリアに旅行している。もしかして、最近はやりの「新型うつ」だろうか…と関係ないことを想像

Shoko Egawa ‏@amneris84
弁護人は、被疑者がスランプに陥り、プログラムを読んだり書いたりすることができない時期に、真犯人が犯行声明を送るなど盛んに発信していることを強調した。


【関連記事】
【PC遠隔操作事件】被疑者の素顔を弁護人に聞く(江川詔子) PC遠隔操作事件:反省なき「有罪視報道」の構図(郷原信郎)

PC遠隔操作事件:処分保留のまま釈放、別事件で再逮捕。 「無理な逮捕」「起訴できるだけの証拠はない」 どうする?マスコミ














大阪市「大ショック」、124橋の命名権売れず。

読売新聞
大阪市「大ショック」、124橋の命名権売れず

 大阪市は26日、JR大阪駅と阪急、阪神梅田駅を結ぶ市の「梅田新歩道橋」について、企業名や商品名を付けることができる命名権(ネーミングライツ)を、「ロート製薬」(大阪市)が年間610万円で購入すると発表した。

 契約は4月から3年間の予定。3月にも同社が歩道橋の名前を決め、正式に契約を結ぶ。

 新名称には社名か商品名が付く見通し。橋げたの5か所にシールでロゴやマークが表示できる。

 命名権の代金は、市が管理する歩道橋や道路の維持管理費に充てる。市は、昨年12月から同歩道橋を含む125橋で命名権購入者を募集していたが、購入者が決まったのは同社1社が応募した同歩道橋だけだった。市の担当者は「梅田以外でも目立つ歩道橋はあり、売れると思っていたので大変ショック。対策を練り直したい」としている。

(2013年2月26日15時39分  読売新聞)

2013年2月25日月曜日

-11.7℃まで冷え込んだ今朝、高松の池は季節を巻き戻したかの様にほぼ全面結氷。僅かに残った水面から湯気が立ち上り、少しだけ幻想的な雰囲気。




東京 北の丸公園 カワヅザクラ(河津桜)開花 カンザクラ(寒桜)も開花 2013-02-25

3月15日の状況 (↓)
東京 北の丸公園 花ばな咲き乱れて 2013-03-15 サンシュユ カンヒザクラ ヒマラヤヒザクラ コブシ リュウキュウカンヒザクラ カワヅザクラ モクレン

3月11日の状況 (↓)
東京 北の丸公園の桜 2013-03-11 カワヅザクラ リュウキュウカンヒザクラ ヒマラヤヒザクラ カンヒザクラ コブシ モクレン

3月8日の状況 (↓)
東京 北の丸公園の桜 3012-03-08 カンザクラ(満開) カワヅザクラ(五分咲き) カンヒザクラ開花

東京 北の丸公園 咲き始めた春の花たち 2013-03-08 コブシ モクレン マンサク サンシュユ アシビ

3月4日の状況 (↓)
東京 北の丸公園 サンシュユがだいぶ開いてきた カワヅザクラ カンザクラ 2013-03-04

2月28日の状況 (↓)
東京 北の丸公園 春来たり サンシュユ カワヅザクラ カンザクラ ウメ 2013-02-28
*
北の丸公園のカワヅザクラ(河津桜)がようやく開花
近くのカンザクラ(寒桜)も開花
2月25日の状況

▼カワヅザクラ(河津桜)



▼カンザクラ(寒桜)
咲いている位置が高い。


梅とマンサク(↓)
東京 北の丸公園 マンサクが満開 2013-02-21

東京 北の丸公園の梅 2013-02-22


東京 江戸城(皇居)平川門前のカワヅザクラが開花 2013-02-25

江戸城(皇居)平川門前、
内堀通りの信号を渡ったところのカワヅザクラが開花した。
朝なので、大半がまだビルによる日蔭の中だった。



橋下氏 「憲法96条改正を、民主一部と連携も」

読売新聞
橋下氏「憲法96条改正を、民主一部と連携も」

 日本維新の会で共同代表を務める橋下徹・大阪市長は24日、読売新聞の単独インタビューに応じ、夏の参院選を通じて自民、公明、みんなの各党に民主党の一部を加えた勢力で、憲法改正の発議要件を緩和する憲法96条の改正を目指す考えを明らかにした。

 96条は衆参両院で「3分の2以上」の賛成を得て改正を発議できるとしているが、橋下氏はこれを「過半数」に緩和することで、「憲法が変わる可能性があるという環境を整えて初めて真剣な、責任ある憲法論議が展開される」と述べた。

 橋下氏は、民主党が96条改正に対する態度を明らかにしていない点について、「民主党が今の憲法を変えていこうという意識になっていないのであれば、一緒に政治行動を取るのは無理だ」と強調した。同時に、「民主党の中にも、同じ憲法観の人たちがたくさんいらっしゃる。そういう人たちと一緒にまとまっていくべきじゃないかと思っている」とも述べ、民主党の一部議員とは離党を前提に連携できるとの考えを示した。

(2013年2月25日05時59分  読売新聞)

1766年(明和3年)1月~3月 モーツアルト(10)、ハーグで「交響曲 ト長調(「旧ランバッハ交響曲」)」作曲 【モーツアルト10歳】

北の丸公園 カワヅザクラ 2013-02-25
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1766年(明和3年)
この年
・幕府役人と山城屋が金山調査のため福山(松前)へ到着。
またロシア人イワン・チュルヌイが択捉島からウルップ島へ渡り、越年する。
*
・御前崎沖で難破した薩摩藩御用船の船頭が、助けてくれた村人へさつまいも栽培を教え、以降、駿河に栽培が広まる。
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・村上藩、三面川の鮭の繁殖に貢献した代官青砥武平次が、70石を加増される。
*
・フィリピン、インド洋を経由したスペインとの直接貿易開始(~1783)。
*
1月
・鯖江藩領で郷盛に反対する庄屋層を中心とする落書騒ぎ。
今立郡広瀬組大庄屋支配下広瀬・東俣・入谷・桧尾谷・三ツ屋5ヶ村の5人が相談し、「領分一統之願」とした願書を鯖江町の藩重役屋敷へ落書。
藩の吟味結果によれば、5人の内首謀者を除く3人が庄屋で、1人は親が庄屋。また5人以外にも協力した庄屋がいる。
首謀者広瀬村茂郎右衛門は、以前にも落書を村々へ働きかけて牢舎となった経験があり、今度は、5人が共同で願書を認め、代金を支払って他人に清書を依頼、同郡薮田村の者に相談し鯖江町の時内という人物に銀子を与えて落書を実行。
庄屋層を中心として計画し、落書の経験を積み重ねた上での実行である。
*
・ルソー、スイスからロンドンに到着。
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1月1日
・ルイ・アレクサンドル・ベルティエ(13、後のナポレオンの元帥)、王立工兵学校に入学。
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1月14日
・近松半二・三好松洛らの人形浄瑠璃「本朝廿四孝」が大坂で初演。
*
1月14日
・デンマーク国王フレデリック5世(43)、没。息子のクルスティアン7世が即位。
*
1月19日
・西濃騒動。
大垣藩領の農民、年貢減免を求めて大垣へ強訴。
9月、首謀者処罰。
*
1月22日
・モーツアルト(10)、デン・ハークで音楽会
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1月26日
・モーツアルト一家、アムステルダム到着。
29日、モーツアルト、乗馬学校の公開演奏会。前年12月末にハーグで作曲された「交響曲第5番変ロ長調」(K22)がモーツァルト自身の指揮で演奏。
( C.E.グラーフのオランダ歌曲によるクラヴィーアのための8つの変奏曲ト長調(K.24)を作曲。)
*
1月28日
・弘前・青森で大雪、ついで大地震。
津軽藩領内の死者1,240人余、潰家5千戸、焼失200余。余震は年末まで続く。
*
2月
・小田原藩が領内在郷商人の商品仕入先を調査。
*
・イギリス、ベンジャミン・フランクリン、イギリス議会で植民地課税に反対する証言。
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2月7月
・幕府、長州藩・新発田藩・津軽藩など9藩に美濃・伊勢・甲斐の河川の堤防普請を命じる。
*
2月8日
・弘前で地震。家屋破損多数。人馬死傷多数。
*
2月23日
・前ポーランド王スタニスワフ1世(89)、フランスで没。
*
2月23日
・フランス、ロレーヌを併合
*
2月25日
・幕府、難破中国船の回収費用について、漂着荷物の回収費用のみ長崎奉行払い、その他は浦々の課役と定める。
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2月26日
・アムステルダム、モーツアルト、乗馬学校で第2回目の音楽会。第3練習帳「カプリッチ」(K.32a)をオルガンで演奏。
(「ハーグ・ソナタ」6曲:クラヴィーアとヴァイオリンのためのソナタ変ホ長調(K.26)、ト長調(K.27)、ハ長調(K.28)、ニ長調(K.29)、ヘ長調(K.30)、変ロ長調(K.31)を作曲、「作品4」としてオランジュ公妃に贈る)
*
3月
・幕府、浄土真宗御蔵門徒を異端として逮捕。9月、処刑。
*
・この月7日以前、モーツアルト、ハーグかアムステルダムで、オランダのハーグ宮廷楽長グラーフがオランジュ公ヴィレム5世のために作った歌曲を主題に、K.24 (Anh.208) 8つのピアノ変奏曲 ト長調を作曲。さらに、ナッソーの主題による(「ヴィレム・ファン・ナッソウ」の歌による)K.25 7つのピアノ変奏曲 ニ長調をヴァイブルク侯妃カロリーネのために作曲。
*
・ 『百科全書』第8巻~17巻が一挙に刊行。
ルソー、「和声」「旋律」「旋法」「音楽」「単旋律聖歌」「レシタティーフ」「体系・シュステマ」「ユニゾン」など執筆。
*
3月初
・モーツアルト一家、デン・ハークに戻る。
8日~12日、デン・ハークでヴィルス5世親政祝祭。
11日、モーツアルト、オランジュ公ヴィレム5世就任祝いに伺候。祝いのために「ガリマティアス・ムジクム」(K.32)を作曲。
「ここでわれらが幼き作曲家は、ヴァイオリンの伴奏を伴うクラヴィーアのための六曲のソナタを、公の姉君、つまりナッサウ=ヴァイルブルク侯妃のために作曲することを依頼されましたが、これらのソナタは、また同時に版刻されました」(1766年5月16日付)。これがK26~K31の連作であり、『作品4』の番号がつけらた。
(ナッサウ=ヴァイブルク候妃の依頼により作曲したクラヴィーアとヴァイオリンのためのソナタ」(K.26~K.31)を「作品4」として出版、オランジュ候妃に献呈。第3スケッチ帳(カプリッチ)(K.32a)(散失)作曲。)
*
3月4日
・イギリス議会、植民地の激しい反発のため印紙税法撤回。同時に、宣言法(本国の課税権の留保)。
*
3月7日
・幕府、近畿・西国の在々絞り油稼ぎを禁止し、在々手絞り油を大坂へ積登せるべきことを布達。

「(油専売)この禁を犯す者が多少あったと見えて、明和三(一七六六)年三月にまた令を出して、近頃一国限りにおいて、油の売買をする者ありと聞える。今後は一切大坂の油問屋に送るべし。たとい私の地においても決して油の材料を持って来て自分の営業とすることある可らずと定めた。これらは一利一害でずいぷん偏鄙の小さな村などにおいて、折角自分の村で造られるところの油を、態(わざ)と遠方の大坂に持出して、それから自分の村に持って来て、売らねばならぬという不便があって苛んだ事であろう。」(辻善之助『田沼時代』)
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3月23日
・スペイン、マドリード、穀物価格設定自由化政策に反対暴動。背後にイエズス会。
翌日、軍隊出動
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3月末
・モーツアルト一家、デン・ハーグ出発。
モーツアルト(10)、ハーグで「交響曲 ト長調(「旧ランバッハ交響曲」)」(K.45a (Anh.221))作曲。前年10月に作られたものを加筆し、ナッソーヴァイルブルク侯妃の為に、アリア「誠実に身を守れ」(K.23)を完成(月11日に宮廷で初演)。

■『ランバッハ交響曲』の問題
1923年、オーストリアの音楽学者ヴィルヘルム・フィッシャーがモーツァルトの初期の交響曲を再発見したとして楽界に発表。
1767年~69年のモーツァルト父子の第3回ウィーン旅行の帰途、リンツ近くのランバッハのベネディクト派修道院に寄進した『交響曲ト長調』(KAnh221=K45a)の筆写譜が研究された結果、モーツァルト作品ということが再確認され、モーツァルトの交響曲が1曲増えたことになった。

次に、1964年、モーツァルト研究の泰斗ヘルマン・アーベルトの娘で音楽学者アンナ・アマーリエ・アーベルトが、この『ランバッハ交響曲』が、モーツァルトのものではなく父親の作品であり、同じく1769年1月4日にランバッハ修道院に寄進されたレオボルトの同じト長調の交響曲で四楽章をもつ作品の方が、むしろモーツァルトのものだという新説を発表した。
このアンナ・アマーリエ・アーベルトの新説は、1960年代後半~1970年代いっぱい一般に受け容れられた。これが、『新ランバッハ交響曲』である。

1980年、ミュンヒェンのバイエルン国立図書館で、『旧ランバッハ交響曲』の筆写譜で、レオポルトやナンネルルも加わっての手書きのパート譜が発見されるた。
この筆写譜には「ヴァイオリン二、オーボエ二、ホルン二、ヴィオラと低弦のためのシンフォニーア、ザルツブルクのヴォルフガング・モーツァルト作。デン・ハーク、一七六六年」と謳われている。
即ち、『旧ランバッハ交響曲』は、フィッシャーの発表通り、モーツァルトの作品であるが、3度目のウィーン旅行の折ではなく、この西方大旅行の終り近く、オランダのデンハークで書かれたものである
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台湾 新竹のランタンフェスティバル、日本の団体・・・、全体の60-70%が日本から来てるw

■一周さんのツイッターより
























アーミテージさん、ありがとうございます。・・・わたくしは、カムバックをいたしました。

・・・アーミテージさん、ありがとうございます。・・・

 昨年、リチャード・アーミテージ、ジョゼフ・ナイ、マイケル・グリーンやほかのいろんな人たちが、日本についての報告を出しました。・・・

 アーミテージさん、わたしからお答えします。・・・わたくしは、カムバックをいたしました。
・・・・・

以上は、安倍氏のアメリカCSISでの演説である。

ここまでのポチぶりを恥ずかしく思わない、その神経がわからない。
籠の鳥の二世三世にはムリか。

「昭和のヨウカイ」がいろんな意味で嘆いているであろう。

以下、官邸HPの引用(全文)。
ある意味、素直なポチ文章である。
(河野談話の「未来志向型」見直しに言及すれば、なお良かったのに)

平成25年2月23日
日本は戻ってきました(官邸HP)

 平成25年2月22日(CSISでの政策スピーチ)
内閣総理大臣 安倍晋三

 ハムレさん、ご親切な紹介ありがとうございます。アーミテージさん、ありがとうございます。グリーンさんもありがとうございました。そして皆さんがた本日は、おいでくださいましてありがとうございます。

 昨年、リチャード・アーミテージ、ジョゼフ・ナイ、マイケル・グリーンやほかのいろんな人たちが、日本についての報告を出しました。そこで彼らが問うたのは、日本はもしかして、二級国家になってしまうのだろうかということでした。

 アーミテージさん、わたしからお答えします。日本は今も、これからも、二級国家にはなりません。それが、ここでわたしがいちばん言いたかったことであります。繰り返して申します。わたくしは、カムバックをいたしました。日本も、そうでなくてはなりません。

 総理の職を離れて、5年という長い年月を送りました。それは、わたしにとって省察の時となりました。何はともあれ、これからの日本はどこに立つべきか、ということについてであります。あれこれが、果たして日本にはできるだろうかとは考えませんでした。何を、日本はなし続けねばならないかに、関心が向くのが常でした。そのような場合、変わらず胸中にありましたのは、次の3つの課題であります。

 いまやアジア・太平洋地域、インド・太平洋地域は、ますますもって豊かになりつつあります。そこにおける日本とは、ルールのプロモーターとして主導的な地位にあらねばなりません。ここで言いますルールとは、貿易、投資、知的財産権、労働や環境を律するルールのことです。

 第二に、日本はこれからも、誰しもすべてを益すべく十分に開かれた海洋公共財など、グローバルコモンズの守護者であり続けねばなりません。

 日本とはかような意欲を持つ国でありますからこそ、第三に、わが国は米国はじめ、韓国、豪州など、志を同じくする一円の民主主義各国と、いままで以上に力を合わせなくてはなりません。

 ルールの増進者であって、コモンズの守護者、そして米国など民主主義諸国にとって力を発揮できる同盟相手であり、仲間である国。これらはすべて、日本が満たさなくてはならない役割なのです。

 わたしはまた、地球儀を眺めました。見るうち気づくこととは、日本という国は、皆さん方の長きにわたる同盟国として、またパートナーとして、過去半世紀以上になんなんとするあいだ、アジア・太平洋の平和と繁栄から裨益し、また、それに貢献してきた国だということでした。

 支えたものとは、いうまでもなく、われわれの間にある同盟であります。アジアが復興を遂げつつある時ぞ今、日本はわれわれに共通のルールと価値を増進し、コモンズを守り、地域の栄えゆく国々と歩みをともにして伸びていくため、より一層の責任を負わねばならないのです。経済的不調との戦いに、かまけているゆとりなどありはしないのです。

 わたしはまた胸中に地球を思い描き、テロとの戦いにおいて、日本は頼りになるパートナーでなくてはならないと思いました。決意は、アルジェリアで10人の日本人、3人のアメリカ人エンジニアが殺されたいま、より強いものとなっています。

 世界はなお日本を待っていると、わたしはそう思いました。人権の伸長において、貧困、病との、地球温暖化やもろもろとの戦いにおいてです。だからこそ、ご列席のみなさん、わたくしは再び総理になろうといたしました。だからこそ、わたしは強い決意をもって、日本経済を建て直そうとしているのであります。

 いましがたわたくしは、アジアが長足の進歩を遂げつつあると申しました。が、ただひとつ、例外があると付け加えるべきでした。その例外とは、もちろん北朝鮮です。

 彼らが核実験に及んだのを受け、わが政府は追加の制裁を平壌に対して課しました。核開発に向けた北朝鮮の野望は、容認されてはなりません。核開発、ミサイル技術開発をあきらめ、拉致したすべての日本国民を解放しない限り、わが政府は、およそ報奨めいたものを与えるわけにいきません。

 本件は単なる地域的問題なのではありません。グローバルな懸念事項です。わが政権下、日本は米、韓、その他の諸国、そして国連と、倦むことなくともに働き、北朝鮮が野望を実現するのを阻まなくてはなりません。

 わたしの上着の、襟がご覧になれますか。ブルーリボンのバッジをつけています。これには目的がありまして、来る日も来る日も、自分は、1970年代から80年代にかけ北朝鮮が拉致した日本人を取り返さなくてはならないということを、自分に思い出させるためであります。拉致された人たちの中には横田めぐみという少女、まだ13歳のいとけなさだった少女もおります。

 日本とは、人権をどこまでも重んじる国として、強くあらねばならないゆえんであります。経済において強く、そして、国の守りにおいて強くなければならないのです。

 申し上げます。日本もまた、厳しい財政制約の下にあります。けれども、わたくしは政府に命じ、国土防衛のため予算を増額するようにいたしました。長年月において初めてのことであります。

 ですから本日は、この場で、リッチ、ジョン、マイクやお集まりのご友人、ご賓客のみなさんのもと、わたくしはひとつの誓いを立てようと思います。強い日本を、取り戻します。世界に、より一層の善をなすため、十分に強い日本を取り戻そうとしているのです。

 わたくしは、なさねばならない課題を現実とするべく、総理となる機会を選挙民に与えられました。わたくしはいま毎朝、大いなる責任の意識を重々しくも醒めて受けとめ、目を覚ますのであります。

 いま、アベノミクスなるものがあります。わたしが造語したのではありません。つくったのはマーケットです。これは、3本の矢からなる私の経済活性化策のことを言います。日本では、デフレがかれこれ10年以上続いてきました。わたしのプラン、いわゆるアベノミクスとは、まずもってこのデフレを取り除くためのものであります。

 プランは実のところ、幸先のよいスタートを切りました。最初の矢といたしまして、わたしは日銀を促し、いままで彼らができないと思っていた次元の仕事をさせました。内外の投資家は、これで日本株を買い始めました。輸出が増えるとともに日本産業が円滑な回転をするようになり、東京の株式指標は上昇しました。

 第二の矢とは、大規模な補正予算を実施することです。十分に大きなもので、日本経済を2パーセント押し上げ、60万の雇用をもたらすものとなるはずです。

 第三が、成長戦略です。民間消費と民間投資は、予想していたより早く現れるでありましょう。いまのところ、経済指標はみな上向きです。

 これらの施策に、かつて試みたものがあるのは確かです。しかしおずおずとでしたし、いかにも逐次的でした。わたしのプランにおいて、矢は3本とも強いです。速いですし、遅滞なく放たれています。じき、日本は輸出を増やしますが、輸入がそれに連れて増加します。米国は、そこに裨益する第一の国でしょうし、中国、インドやインドネシアが後に続くことでしょう。

 しかし、話はそれで終わりではありません。もっと重大な課題が残っています。日本の生産性を向上させる課題であります。日本の経済構造を、作り直すという課題です。女性には、もっと多くの機会が与えられるべきです。預金が多いのは主に高齢層ですが、租税負担が重くならないかたちで、若い世代に譲り渡すことができなくてはなりません。わたくしの政府は、いままさにそれを実行しています。

 結論へ移る前に、中国について少々申し上げ、日米関係をわたしなりにどう定義するかをお話させてください。

 初めに尖閣から。尖閣諸島が日本の主権下にある領土だということは、歴史的にも、法的にも明らかです。煎じ詰めたところ、1895年から1971年までの間、日本の主権に対する挑戦など、誰からも出てきておりません。いまも、未来も、なんであれ挑戦を容認することなどできません。この点、わが国の決意に関し、どの国も判断ミスをすべきではありません。日米同盟の堅牢ぶりについて、誰も疑いを抱くべきではないということであります。

 同時にわたくしは、エスカレートさせようとは露ほども思っておりません。それどころか、わたくしの政府は、日本と中国の人的交流のため、いままで以上の資金を投じようとしています。

 わたくしの見るところ、日中関係は日本がもつ最も重要な間柄のひとつです。かつてわたしが命名した「戦略的互恵関係」の追求において、わたくしは、手を休めたことのない者であります。わたくしの側のドアは、中国指導者のため、常に開いているのです。

 そこでようやく、日米の間にあるわたくしたちの繋がりについて一言申し述べることができます。

 日米両国が地域と世界により一層の法の支配、より多くの民主主義、そして安全をもたらすことができるよう、さらには貧困を減らすため、日本は強くあり続けなくてはなりません。それが、第一の点です。

 そこで、わたしは、防衛計画大綱の見直しに着手しました。防衛省予算は増額となります。それらすべては、いま申しましたような課題をなさんがためであります。

 それにしても、素晴らしいことです。日本と米国の間に築かれた紐帯は、良き日も悪しき日もしのいで今日に至りました。米国史全体の、4分の1を上回る長きにわたって、継続してきたのであります。

 けれどもそれは、驚くに値しないことです。米国は、世界最古にして最大の、海洋民主主義国、そして日本は、アジアで最も経験豊かで、最も大きなリベラル・デモクラシーであって、やはり海洋国なのでありますから、両者はまことに自然な組み合わせなのです。

 これまで長い間そうでしたし、これからも長の年月、そうであることでしょう。

 いま、世界でいちばん大きなエマージング・マーケットは、ミドル・アメリカなんだと言う人がおります。ダコタとか、カロライナのことです。

 そこで結論として、みなさんに申し上げたいのですが、わたくしの課題とは、未来を見つめていくこと、そして日本を、世界で2番目に大きなエマージング・マーケットにすることであります。地域と世界にとって、いままでにも増し頼りがいのあるパートナー国にすることなのです。

 前に伸びる道は短いものでないことを、わたしは承知しています。しかし、いまわたくしは、日本をそうした国とするためにこそ、カムバックをしたわけであります。世界をよりよいものとするために、日本は一層の努力をしなくてはなりません。わたしもまた、目的実現のため懸命に働かなくてはならないのです。

 みなさん日本は戻ってきました。わたしの国を、頼りにし続けてほしいと願うものです。

 有難うございました。

<HP引用おわり>



















2013年2月24日日曜日

在特会の2/24鶴橋排外主義デモ 東京に続いて大阪でも

在特会の2/24鶴橋排外主義デモ 東京に続いて大阪でも
↑ コチラ













「仲良くしようぜ」プラカード(セブンイレブンのネットプリント利用できます・3月2日期限)




関連記事】
在特会の新大久保デモ。2月17日。「反韓デモ」に対し、差別反対の意思表示。

在特会の新大久保デモ。200人ほど。やりきれないほど醜悪なコール。













togetter   ↓
【第2部】中学生の「鶴橋大虐殺」宣言に喝采を送る自称愛国日本人の絶望ヘイト街宣(2・24)







今日の富士山 2013-02-24

2013-02-24 朝10時頃
横浜市戸塚区からの富士山


昭和17年(1942)11月21日~30日 ルンガ沖海戦(日本水雷戦が勝利した最後)。「陸軍省軍務局長・・・。意中言外に「ガ」島作戦の中止を要求するが如し」(「機密戦争日誌」)

北の丸公園 2013-02-22
*
昭和17年(1942)
11月21日
・閣議、陸軍の船舶増徴24万トン(海軍は3万トン)は認められるが、第1次徴傭は14万5千トンとし、残り9万5千トンは12月5日第2次決定とする(政府の一時逃れ)。
*
11月23日
・ガダルカナル、第17軍戦闘指令所2回爆撃。
司令官、参謀長は軽傷。専属副官、護衛憲兵即死。事務用品など破砕飛散し事務処理にも事欠く状況。
この日夜、戦闘指令所を15km移動し903高地南側に設置。
*
11月23日
・参謀本部、インド・アッサム進攻の「21号作戦」を、戦況悪化から実施保留指示。
南方軍第15軍(飯田)第18師団長牟田口廉也中将も反対。
*
11月23日
・19日反撃を開始したソ連軍、スターリングラードでドイツ第6軍を包囲。
*
11月24日
・ガダルカナル、この日以降、輸送の為、潜水艦が連日カミンボに入泊。この日は、陸上との連絡不備で失敗。
25日、伊17潜による輸送成功。
*
11月24日
・東京都制案要綱閣議決定
*
11月24日
・ドイツ空軍のスターリングラード空中補給、開始。
ヒトラー、第6軍に脱出を禁止
*
11月25日
・SOEとギリシャ・レジスタンス、ゴルゴポタモス鉄橋爆破(ギリシャ経由でのリビアのドイツ軍への補給路遮断)。
9月末、イギリス落下傘兵1個小隊がギリシアに降下、現地抵抗勢力と連絡をとり、25日夜~26日、ゴルゴポタモス鉄橋を破壊。ギリシア人ゲリラ約150参加。

ギリシャのレジスタンス:
1942年6月ドイツ軍のソ連侵攻に対応して、ソ連は全世界の共産主義者に対ドイツ軍抵抗運動を呼びかけ。
ギリシアでは、既に共産党が抵抗組織「民族解放戦線(EAM)」編成にとりかかっている。EAMは共産党主導によるものではあるが、共産党は人民戦線戦術を採用。
ゴルゴポタモス鉄橋爆破成功に刺激され、EAM以外のレジスタンス組織も本格的活動を開始。1941年秋にアテネの旧政党関係者が結成した「民主ギリシア国民連合(EDES)」はゴルゴポタモス鉄橋爆破作戦にEAMと協力。
また、社会民主主義者プサロス大佐(後、共産主義者に暗殺)の「国民社会解放同盟(EKKA)」等も存在する。
大衆の支持はEAMに集まり、EAM軍事組織「ELAS」が1943年夏には2万人、EDES兵力は約5千人、EKKAは数百人程度。
*
11月26日
・今村第8方面軍司令官、ラバウル着。
26日~統帥発動。

ガダルカナル島の第17軍司令官百武晴吉中将の状況報告。
「すでに糧食の補給を受けざること半月、それ以前の少量給与と相まち、大部分は栄養失調におちいり、飢餓による戦死者、日々平均百に及び、攻撃行動に堪え得る体力を保持する者ほとんど皆無なり。軍は密林内塹壕により、辛うじて敵の攻撃を撃退しあり。敵は我が頑強なる防戦に恐れ、陣内に突入し来らざるも、熾烈なる弾幕を浴びせ、特にその航空戦力をもって補給を遮断し、我が全員の餓死を待ちあるが如し

12月、今村は、経理部長森田親三中将・軍医部長上原慶中将に、ガダルカナル島の戦況から判断すると、ニューブリテン島の日本軍もやがて孤立するかもしれず、最悪事態に備え万全の策を立てたいと伝え、上原には、この島のカナカ族と同じ物を食べて日本人は生きてゆけるものかどうかの調査研究を、森田へは、陸海軍将兵他約10万の日本人の現地自活策の調査研究を、指示。

3日後、森田は加藤参謀長から、ニュープリテン島方面自活計画を立案し、翌18年1月末までに提出するよう指示される。
森田は陸軍省へジャングル開墾や熱帯農業の権威の派遣を依頼。
その結果、18年1月中旬、熱帯産業研究所サイパン支所長山中一郎が、1ヶ月の予定でラバウルに出張。山中の指導の下に、軍参謀太田庄次、貨物廠長広田明その他が協議、自活計画案が今村に提出される。
*
11月26日
・日立製作所亀戸工場、待遇改善要求に対して会社側からの誠意が見られず、「対抗手段として共産主義者指導の下に製品の手抜を為して不良品を作成せしめた」として首謀者6名を検束または不拘束の取調べ。
12月21日、要求撤回。2名は工場内に共産主義グループを結成したとされる。
*
11月26日
・ユーゴ、ビハチ、ユーゴスラヴィア人民解放反ファシスト会議開催
*
11月27日
・東条内閣閣議決定、「華人労務者内地移入に関する件」。強制連行。
*
11月27日
・ドイツ軍『リーラ(藤色)』作戦(ツーロン港のフランス軍艦58隻の捕獲作戦)、トゥーロン占領。フランス艦61隻自沈。
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11月27日
・宋美齢、アメリカ到着。入院し、公に姿を現すのは43年2月。
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11月28日
・米、マンザナー収容所から最初の志願兵カール・ヨネダ等、米陸軍情報学校入隊。
*
11月28日
・ラ・レユニオン島、自由フランスに参加
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11月28日
・ソ連軍、中部戦線で攻勢
*
11月末
・英印軍、ブチドンーモンドウの線で反撃開始
*
11月30日
・ガダルカナル、藤田中隊(歩兵第228連隊第8中隊藤田巌中尉)、イヌ高地から堺台を結ぶ線に捜索拠点を推進する為、薄暮に出発。
中隊はイヌ高地陣地の北部台上を東から西に突破、一本木付近を通過し、マタニカウ川河谷に沿って帰還。
藤田中隊長は敵陣鉄条網を破壊する際に、側防火器射撃により戦死。
*
11月30日
・ドラム缶(ネズミ輸送)輸送開始。
29日午後10時30分、駆逐艦8隻に各艦ドラム缶200個を積み、2水戦司令官指揮の下、警戒艦2隻と共にショートランド出撃。
*
11月30日
・ルンガ沖海戦。
ネズミ輸送作戦中の第2水雷戦隊田中頼三少将指揮部隊とカールトン・ライト少将部隊、ガダルカナル島周辺最後の海戦。
米重巡1、駆逐艦1。以降制海権は米に。

米海軍は、制海権を失った日本軍の駆逐艦の高速を生かした輸送(「Tokyo Express」)を阻止する為、カールトン・ライト少将率いる第67任務部隊(重巡「ミネアポリス」「ニューオリンズ」「ペンサコラ」「ノーザンプトン」軽巡「ホノルル」駆逐艦「フレッチャー」「ドレイトン」「モーリー」「パーキンス」「ラムソン」「ラードナー」をルンガ沖に派遣。

30日午後8時40分、田中頼三少将率いる第2水雷戦隊(駆逐艦「高波」「親潮」「黒潮」「陽炎」「巻波」「長波」(旗艦)「江風」「涼風」の順で単縦陣)がドラム缶各200個以上積みサボ島南方から泊地に突入、ドラム缶投入準備を始める。
ライト部隊旗艦「ミネアポリス」は、レーダーにより田中部隊を捕捉接近。
田中部隊はこれを発見、物資投入を断念し、全軍突撃を下令。
午後9時20分、ライト部隊の前衛駆逐艦部隊の魚雷20本は命中なく、巡洋艦部隊の射撃が日本艦隊先導の「高波」に集中、「高波」も反撃し2隻に命中弾を与えるが集中砲火を浴び大破、炎上。

一方田中少将は、午後9時22分、砲撃開始後、旗艦「長波」「江風」「涼風」は反転。
先行部隊の「親潮」「黒潮」「陽炎」「巻波」を指揮する第15駆逐艦指令佐藤寅次郎大佐は、正対する米艦隊をやりすごした後、絶好の射点から雷撃開始、次々と命中を出す。
反転した旗艦部隊も米艦隊に対し雷撃を敢行、多数の命中弾を出す。
米艦隊、重巡「ノーザンプトン」沈没、「ミネアポリス」「ニューオリンズ」「ペンサコラ」大破。
日本水雷戦が勝利した最後の海戦

2水戦司令官に対する評価は、日本では芳しくない。
戦闘前の午後4時45分からの単縦陣制形の時、旗艦「長波」が中央に位置した事は、日本海軍の伝統を破るものであり、夜戦開始の際「長波」は一撃を加えただけで避退、全軍の適切な戦闘指導を行なわず、夜戦は各駆連隊、各艦ごとの戦闘になってしまった、という。

「ニミッツ・・・日本の砲火、魚雷戦の技術、エネルギーと忍耐と勇気を賞讃した。・・・田中は飛び切り素晴らしかった。・・・駆逐艦一隻を代価として重巡一隻を撃沈、他の三隻をほとんど一年にわたって戦闘不能とした。戦争における多くの作戦について、アメリカ側の過誤は、敵側のそれによって帳消しにされてきたが、田中は、その駆逐艦隊の短時間の混乱はあったにしても、タサファロングでは誤りを犯さなかった。」(モリソン「合衆国海軍作戦史」5)。
*
11月30日
・佐藤賢了軍務局長、参謀本部に申入れ。
「陸軍省軍務局長曰く ①来年度鉄三五〇万トンは絶対確保するを要す ②右保持困難なるが如き作戦は御免蒙る。意中言外に「ガ」島作戦の中止を要求するが如し」(「機密戦争日誌」11月30日)
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11月30日
・横浜港停泊中のドイツ巡洋艦ウィッケルマイク、爆発して死者不明102人。
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【注意喚起】日本マクドナルドが薬漬け病気鶏肉で問題の中国河南大用食品から輸入している事を認める

1月29日の記事 ↓
中国産薬漬け&病気鶏肉問題、日本のマックチキンにも疑惑浮上 日本マクドナルド「心配なら購入控えて」
の冒頭に、
どうなってるんだろう?
と書いたけれど、
やっぱり、こういうことだった。

NAVERまとめ
【注意喚起】日本マクドナルドが薬漬け病気鶏肉で問題の中国河南大用食品から輸入している事を認める
続報です。日本マクドナルドが、薬漬け病気鶏肉で有名な中国・河南大用食品から鶏肉を輸入、使用している事を認めたというニュース。 更新日: 2013年02月19日RSS
だったようだ。

子どもってマック大好きなのにネ。

米国では600社の企業顧問だけがTPP交渉内容をリアルタイムで読め・・・。 一方国会議員は決められた部屋で閲覧できるのみ・・・。





「異質な他者を受け入れる心構えも大事です。・・・日本はすぐに、同質であることを相手に求める。」(橋爪大三郎)

日本人のいい点は、勤勉で、他者を信じて、努力すれば道が開けると考えていること。
・・・

 ・・・異質な他者を受け入れる心構えも大事です。・・・日本はすぐに、同質であることを相手に求める。

たまには中華でビールもいいもんだ 2013-02-23

それに、
このお店、家から歩いて1~2分だしネ。

このあと、
野菜、ギョーザ、カニチャーハン、カタヤキソバ

班目氏が認めた事故対応の失敗 元原子力安全委員会委員長、班目春樹氏の証言

JB PRESS
班目氏が認めた事故対応の失敗
元原子力安全委員会委員長、班目春樹氏の証言(第1回)
2013.02.21(木) 烏賀陽 弘道

著書の宣伝クサイ

この一週間(2/18~24)に出没したネコ(2) : 2(ニャン)月22(ニャンニャン)日はネコの日なのでイッパイだった



togetter    ↓
遠隔操作ウィルスのSDカードをつけられた猫(ゆたか君)



そうこうするうちに、2月22日(ネコの日)にはこんなことに(↓)
#2月22日だからお宝猫画像アップ





招き猫の町・豪徳寺で見つけた「なんじゃこりゃー!!」なモノ  ← コチラ














The New York Times : AbeもなければJapanもなし クール? 冷ややか?




Nytimes.comはコチラ

日本のニュースでは、オバマはクールだったとか。
テレビで見る限り、「クール」というより、日本語でいう「冷ややか」という感じがありありだった。


中国は、こういう宣伝をしているようだ(↓)
読売新聞
米は安倍首相を冷たくあしらった…中国メディア

 【北京=五十嵐文】中国の習近平シージンピン指導部は、日米両首脳が22日の会談で沖縄県・尖閣諸島をめぐり協力して対処する方針を確認したことで、日米両国による中国への圧力がいっそう高まるとみて警戒を強めている。

 安倍首相の日中首脳会談の呼びかけにも当面、応じない構えだ。

 中国国営新華社通信は23日、日米首脳会談について、「あまり成果がなかった」「米国は安倍首相を冷たくあしらった」などとする論評を配信した。

 中国は今回、尖閣諸島が日米安全保障条約の適用対象になるとオバマ大統領が公言すれば、日本が大きな「後ろ盾」を得るとして強く警戒していた。それだけに、中国メディアは、大統領が記者団の前では尖閣に触れなかったことを強調して、日米離間を演出するのに躍起だ。

(2013年2月24日09時38分  読売新聞)


冷たいのはこの(↓)せいでもあるまい。
これは「好意」らしい。
読売新聞
抹茶アイス用意しました…好意表すオバマ大統領
読売新聞 2月24日(日)10時17分配信

 【ワシントン=小川聡】「デザートに抹茶を用意しましたよ」

 オバマ大統領は22日午後の日米首脳会談の昼食会で、デザートのアイスクリームの味付けに抹茶を使い、日本への好意を表した。出席者によると、皿には抹茶の粉で「富士山のような絵」が描かれていたという。

 大統領は2009年の初訪日時の演説で、少年時代の鎌倉訪問に触れ、「大仏よりも抹茶アイスに夢中だった」と語っていた。

最終更新:2月24日(日)10時17分





【テレビがつまらなくなった理由】氏家夏彦



負のスパイラル

 「視聴率をとれ」、「番組をハズすな」、「問題は起こすな」、「金をかけるな」という無理難題とも言える要求に応えるため、現場の制作者は少ない予算で確実に視聴率が見込め、問題が生じないような番組を作ろうとする。
そうなると今まで誰もやった事のない冒険などできはしない。
だからどの局もどの番組も視聴率が計算できる同じようなタレントを使い、同じようなひな壇に並べ(美術セット代が安いし、見やすいし、コントロールしやすい)、スタジオトークを展開し(リスクは少ないし、安い)、画面にはトーク内容をなぞる字幕スーパーをかける(自分の番組だけスーパーをかけずに視聴率が下がるのが怖いので…)。
結局、元の番組企画が違っていても、見た目の印象はあまり変わらない番組ばかりになる。

 新たな冒険や実験をやる余裕がなくなっているので、昔大当たりした番組をリメイクして、昔程ではないがそこそこの視聴率を狙うという方法もとられる。
しかしそれがなかなか当たらない。
時代が変わり、視聴者=ユーザーの生活習慣が変わり、何よりメディア自体やコミュニケーションのあり方自体が大きく変化してしまっているのだから、むしろ「空気読めよ!」となってしまう。

 「視聴率を獲れ!」「番組をハズすな!」「カネをかけるな!」と指示することで、視聴率が獲れなくなり、番組が当たらなくなり、収入が減り、制作費がさらに少なくなり、視聴率がさらに下がり・・・という負のスパイラルに落込む。


2・20【テレビがつまらなくなった理由】氏家夏彦  ←  コチラ
by AYATORIBLOG on 2013年2月20日 · in 氏家夏彦
より


福島県浪江町請戸の沖合2~3キロの海底 2,300ベクレル超 過去最高値の7倍以上

河北新聞社
浪江・請戸沖2370ベクレル 過去最高値の7倍超

 福島第1原発事故で、東京電力が福島県浪江町請戸の沖合2キロと3キロの海底で昨年12月に採取した土から1キログラム当たり2300ベクレルを超す放射性セシウムが検出されたことが22日、分かった。ほぼ同じ地点で前月に採取した検出値の58~95倍で、過去最高値の7倍以上。原因は不明という。

 東電によると検出値は沖合2キロが2370ベクレル、3キロが2320ベクレル。昨年11月は2キロが25ベクレル、3キロが40ベクレル。過去最高は昨年6月で2キロが330ベクレル、3キロが310ベクレルだった。

 東電は「ほかの地点でここまでの数値上昇はなく、原発からの新たな汚染水の流出はないと考える。データを蓄積し注視する」と話している。


2013年02月23日土曜日

販売ノルマ未達成でコスプレ(易者・ウサギ耳)強要に損害賠償22万円支払い判決

読売新聞
易者・ウサギ耳コスプレ強要、22万支払い命令

 社内研修でコスチュームを着用する「コスプレ」を強要され、精神的苦痛を受けたとして、化粧品大手「カネボウ化粧品」(東京)の子会社に勤務していた大分県内の60歳代の女性が、子会社と当時の上司らに約330万円の損害賠償を求めた訴訟で、大分地裁は20日、会社や上司らの責任を一部認め、22万円の支払いを命じる判決を言い渡した。

 一藤哲志裁判官は判決理由で、「正当な職務行為とはいえず、心理的負荷を過度に負わせる行為」と指摘した。

 判決によると、女性は、カネボウ化粧品の契約社員で、子会社の「カネボウ化粧品販売」(東京)に出向し、美容部員として勤務していた2009年10月、出向先の大分支社(大分市)が開いた研修会に参加。販売ノルマが未達成だったことから、上司からコスチュームが入った箱を他の部員数人とともに選ばされ、易者のコスチュームとウサギの耳の形をしたヘアバンドを着用させられた。また、許可なく写真を撮影され、別の研修会でスライド投影された。

 判決では、「コスチュームは業務内容や研修会の趣旨と全く関係なく、着用によって精神的苦痛を感じたことが認められる」とした。

 親会社のカネボウ化粧品は「判決文が届き次第、内容を精査して今後の対応を検討したい」とした。

(2013年2月21日13時30分  読売新聞)

米報道官、尖閣問題で日本寄りの発言をしたクリントン前国務次官の発言を「知らない」と述べる

読売新聞
米報道官、尖閣問題で返答に窮し「知らない」

 【ワシントン=中島健太郎】沖縄県の尖閣諸島に関する米政府の立場について、カーニー米大統領報道官が22日の記者会見で米記者の質問を理解できず、返答に窮する一幕があった。

 尖閣問題でクリントン前国務長官は今年1月、「日本の施政を害しようとするいかなる一方的行為に反対する」と、従来より踏み込んだ表現で中国をけん制し、日本政府はこれを歓迎した。同日の日米首脳会談直前の記者会見でクリントン発言に関する質問を受けたカーニー氏は、「クリントン氏はもう長官ではないが……」などと的はずれの回答をしたうえで、「その発言は知らない」と述べた。

 同日の日米外相会談では尖閣諸島への日米安全保障条約適用を再確認したが、大統領の考えを代弁する立場の報道官の関心は低いことが露呈した形だ。

(2013年2月23日21時04分  読売新聞)

「関心が低い」というよりも、

日本寄りではなくなったというか、
日本に引きずられたくないというか、
・・・・・

2013年2月23日土曜日

東京 北の丸公園の梅 2013-02-22

北の丸公園の梅
2月22日(金)
お昼頃は、予報と違って曇り空に
おまけにこの梅林は日当たりが良くない

花は順調に増えている





東京 北の丸公園 カワヅザクラ(河津桜)開花 カンヒザクラ(寒緋桜)も開花 2013-02-25

南相馬市の小高地区・・・にはコハクチョウ、マガンなど希少な冬鳥が多数飛来していました。 飯舘村・・・無人の集落には野生のニホンザルが群れで出没しています。 












ファイト! (吉田拓郎)

中島みゆきの歌を拓郎が見事にカバー。
「ファイト!」と小声で。



昭和18年(1943)2月22日 「此頃日々の見聞食物の事ばかりなり。」 (永井荷風「断腸亭日乗」)

北の丸公園 2013-02-20
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昭和18年(1943)
2月12日
二月十二日。晴。金兵衛にて去年より知り合になりし人 材木商 萩の餅をつくりたりとて家人に持たせ遣はさる。蓋し過日余が方より不用の煉炭をおくりし返禮なるべし。夕飯の後淺草に行く。仲店にて歌唄ひなにがしに逢ひ共に江川劇場楽屋を訪ふ。藝人川公一田谷力蔵等に逢ふ。
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2月13日
二月十三日。片割月漸くまどかになりたれば箪笥町崖下の横町も夜かへる時歩みよくなりぬ。去年十二月頃より街燈點ぜず月なき夜は徃々石につまづき轉ぶことありしなり。

  大島隆一著柳北談叢序
一世の奇才成嶋柳北の逝きしは明治十七年の冬なりき。然るにその聲名今に至るも猶籍々として衰へざること生前に異るところなし。・・・大島隆一氏ハ柳北が外孫なり。先人手澤の日誌尺牘並に家蔵の文書を渉猟するの傍先人が生前の知人親族に就いて問ふところあり。此を録して一書を著し題して柳北談叢となす。・・・
  昭和十八年癸未二月中旬永井荷風識。

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2月14日
二月十四 日曜日 阿部雪子と云ふ女より羊羹を貰ふ。晡時五叟女弟子一人三味線屋職人を伴ひ來り話す。この職人を余が代人となし町會にて防火練習の際出てもらふことになしたるなり。薄暮共に出でゝ金兵衛に飲む。
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2月15日
二月十五日。晴。高野純三と云ふ未知の人成嶋東岳が賜邸の事につき書を寄す。左の如し。
(略)
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2月16日
二月十六日。晴。春寒料峭。
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2月17日
・二月十七日。晴。午後淺草より入谷を歩む。野菜煮〆を得んとてなり。
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2月18日
二月十八日。半陰半晴。南風暴暖。華氏六十度を越ゆ。
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2月19日
二月十九日。陰。薄暮綾瀬川堀切邊散策。
  噂のきゝがき
荏原区馬込あたりにては良家の妻女年廿才より四十歳までのものを駆り出し落下傘米軍襲撃を防禦する訓練をなしたる由。其方法は女等めいめいに竹槍をつくり之を携へ米兵落下傘にて地上に降立つ時、竹槍にて米兵の眉間を突く計畧なりと云。軍部より竹槍の教師來り三日間朝十時より午後三時まで休まず稽古をなしたりと云。怪我せし女もありし由なり。良家の妻女に槍でつく稽古をさせるとは滑稽至極。何やら猥褻なる小咄をきくやうなり。
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2月20日
二月二十日。晴。明月晝の如し。淺草を歩む。
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2月21日
二月廿一日 日曜日 晴。寒気激甚。正午ゆき子來話。餅を貰ふ。晡時五叟來話。共に出でゝ金兵衛に飲む。炭欠乏して肴を焼く事能はずとて料理は悉く煮たものばかりなり。今宵も月よし。
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2月22日
二月廿二日。晴。洗濯屋の主人來り米の欠乏を告ぐ。五升程遣る。此頃日々の見聞食物の事ばかりなり。下谷兎屋主人來書。
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2月23日
二月廿三日。晴。風邪。
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2月24日
二月廿四日。晴。相磯氏より抱一句集を借覧す。鵬斎の序南畝の跋あり。
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2月25日
・二月廿五日風甚塞し。晩間玉の井を過り堀切を歩む。
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2月26日
二月廿六日。晴。春寒料峭たり。
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2月27日
二月廿七日。晴。
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2月28日
二月廿八日 日曜日 晴。稍暖なり。午後凌霜子來話。
  町の噂
一西銀座理髪店花菱の主人は・・・(略)
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東京 北の丸公園 マンサクが満開 2013-02-21

北の丸公園のマンサク
吉田茂像のうしろあたりにある暗いマンサクと、
清水門からの坂を上りつめたところにある明るいマンサク

▼大半が日陰になる暗いマンサク


▼遮るもののない陽光の恩恵を受けるマンサク


東京 北の丸公園 カワヅザクラ(河津桜)開花 カンヒザクラ(寒緋桜)も開花 2013-02-25

兵庫県小野市 生活保護不正受給やギャンブルでの浪費を“告発”する条例を提案

読売新聞
生活保護不正受給“告発”条例提案…兵庫・小野

 兵庫県小野市は、生活保護費を不正受給したりギャンブルで浪費したりしている受給者の情報提供を市民に求める「市福祉給付制度適正化条例案」を市議会に提案する。蓬莱務市長は「生活保護費をギャンブルにつぎ込むのは市民感情では受け入れられない。ある程度の監視は仕方ない」と説明するが、識者からは懸念する声も出ている。

 条例案では、能力に応じた勤労や節約を受給者に求めるとともに、不正受給や、生活保護費などをパチンコや競輪、競馬などに使い、その後の生活に支障を生じさせる状況を常習的に引き起こしている受給者を知った時は市に情報提供するよう要請する。情報については警察OBを「適正化推進員」に任命して調査する。

 厚生労働省によると、生活保護の受給者は、自家用車を所有したり、保護費を借金返済に充てたりすることが制限されているが、ギャンブルについて明確な規定はない。

 厚労省は条例案について「通報窓口を置くことは問題はない」としているが、首都大学東京の岡部卓教授(社会福祉学)は「受給者が疑いの目で見られる恐れがあり、危険だ。監視社会を招く心配もあり、保護を本当に必要としている人を制度から遠ざけてしまいかねない」と話している。

(2013年2月22日  読売新聞)

大阪市の予算案 税収は増えてるのに、国民健康保険値上げ、低所得者の保育料値上げ、敬老パス有料化、障害者の上下水道料金値上げと、見事に弱者の負担増。なのに政務活動費は増えてる。





飛び立とうと羽ばたきながら駆けてゆく白鳥





日米首脳会談 TPP「最終的な結果は交渉の中で決まっていく」


日本農業新聞
TPP「例外」保証なし、首相「早い段階で決断」 日米首脳会談 (2013年02月23日)

 安倍晋三首相はワシントンで22日午後(日本時間23日未明)、オバマ米大統領と初めて会談した。首相は会談後の記者会見で、環太平洋連携協定(TPP)問題について「『聖域なき関税撤廃』が前提ではないとの認識に立った」と表明。帰国後に自民党と公明党に説明し、交渉参加の是非の判断について政府に一任を受けた上で、「なるべく早い段階で決断したい」と述べた。しかし首脳会談では、全ての品目を自由化交渉の対象にすることも確認しており、関税撤廃の例外を確保できる保証はない。交渉参加阻止への取り組みは正念場を迎えた。(ワシントン岡部孝典)

 TPPについて会談後に両首脳が発表した共同声明では「日本が交渉に参加する場合には、全ての物品が交渉の対象とされる」と指摘。その上で「最終的な結果は交渉の中で決まっていく」とし、「交渉参加に際し、一方的に全ての関税を撤廃することをあらかじめ約束することを求められるものではないことを確認する」とした。

 また、声明は「日本には一定の農産品、米国には一定の工業製品というように、両国ともに2国間貿易上のセンシティビティー(慎重を要する分野)が存在すること」も認識するとした。

 自民党は、TPPについて衆院選で「『聖域なき関税撤廃』を前提にする限り、交渉参加に反対する」ことなど6項目を公約に掲げた。会談後の記者会見で首相は、「オバマ大統領との会談により、『聖域なき関税撤廃』が前提でないことが明確になった」と強調。他の5項目も首脳会談で「言及した」と話した。

 交渉に参加しても衆院選公約に反しないとの認識を示したと受け取られかねず、農業者をはじめ交渉参加に反対する国民や与野党議員らの反発は必至だ。TPP交渉参加問題は極めて重大な局面を迎えた。

公約順守と言えず 「反対の声」結集を <解説>

 安倍晋三首相が日米首脳会談を受けて、TPP交渉に関し「聖域なき関税撤廃が前提ではない」ことを確認したと述べた。しかし、共同声明は「最終的な結果は交渉の中で決まっていく」としているだけで、関税撤廃の例外品目を必要な数だけ確保できる根拠とはならない。政府は、自民党が昨年の衆院選公約で掲げた判断基準を守ったとは到底言えない状況であることを認識すべきだ。

 公約は「関税問題」の他に①自由貿易の理念に反する自動車などの数値目標は受け入れない②国民皆保険制度を守る③食の安全・安心の基準を守る④国の主権を損なうような投資家・国家訴訟(ISD)条項は合意しない⑤政府調達・金融サービスなどは、わが国の特性を踏まえる――の5項目がある。これらについてはオバマ大統領に説明しただけで、大統領がどう受け取ったのかも不透明だ。また公約は6項目が一体であり、「関税問題」だけで判断することは決して許されない。

 自民党は野党時代、政府に対して情報提供と国民的な議論を求めてきた。しかし、安倍内閣は昨年12月26日の発足以来、TPPに関する情報を開示してこなかった。日本がTPPに参加した場合、どういうメリットやデメリットはあるのかも含めて、情報はまだまだ不足している。

 安倍内閣が今行うべきなのは、徹底した国民への情報開示と議論であることを肝に銘じるべきだ。政府は交渉参加の是非の判断を時間をかけずに行う危険性があり、交渉参加阻止へ国民の声を早急に結集する必要がある。



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安倍総理は21日夕方に到着したものの、オバマ大統領らによる晩餐会もなければ、首脳会談後の共同会見も行われません。


安倍総理は21日夕方に到着したものの、オバマ大統領らによる晩餐会もなければ、首脳会談後の共同会見も行われません。


テレ朝ニュース
普天間移設、TPP参加…23日未明に日米首脳会談(02/22 11:52)

 安倍総理大臣は、23日未明にオバマ大統領との首脳会談に臨みます。普天間問題では来月にも辺野古の埋め立てを申請する方針を、国際結婚に関するハーグ条約の批准、そして、TPP=環太平洋経済連携協定については交渉参加への熱い思いを伝える見通しです。日米関係の立て直しに意欲を見せる安倍総理、「シンゾウ」「バラク」と呼び合う仲になれるのでしょうか。

 (政治部・足立直紀記者報告)
 大統領が賓客をもてなすブレアハウスに安倍総理は宿泊しています。一見、歓待を受けているように見えますが、実はそうでもありません。安倍総理は21日夕方に到着したものの、オバマ大統領らによる晩餐会(ばんさんかい)もなければ、一夜明けた首脳会談後の共同会見も行われません。日米同盟の強い絆を示したい安倍総理は、オバマ大統領とファーストネームで呼び合うほどの信頼関係を作りたいと意気込んでいますが、若干、肩透かしといった感じです。最大の焦点のTPPや、決定から17年たっても進んでいない普天間基地の移設など、積もり積もった難題を解決するために真の信頼関係を築き上げることができるのか。安倍総理にとっては勝負の首脳会談になります。

国民新党代表の自見庄三郎、去年、亀井静香氏を追い出して国民新党の代表に収まったのに、今更自民党に戻りたいなどと、じゃあ一体何がやりたかったというのか




福島第1原発 11年3月12日 ベントの5時間前 放射性物質は10キロ圏に拡散していた

YAHOOニュース
<福島第1原発>ベント前 放射性物質が10キロ圏に拡散
毎日新聞 2月22日(金)2時31分配信

 東日本大震災による東京電力福島第1原発事故で、11年3月12日に1号機格納容器の水蒸気を外部に放出する「ベント」を始める約5時間前から、放射性物質が約10キロ圏に拡散していたことがわかった。福島県の放射線モニタリングポストに蓄積されていた観測データの解析で判明した。放射線量が通常の700倍超に達していた地点もあり、避難前の住民が高線量にさらされていた実態が初めて裏づけられた。

【発見されたデータは】
福島第1原発ベント前 放射性物質の拡散 データは放置 (↓ 下段に)

 県が原発周辺に設置していたモニタリングポストは25基。5基が津波で流され、20基は地震による電源喪失でデータ送信できず、事故当時、住民の避難に活用することはできなかった。県は昨年9月下旬までに20基の蓄積データを回収し解析。県のホームページに解析結果を掲載し、関係自治体に連絡した。しかし、ベント前に放射性物質が拡散していたことは周知されておらず、国会と政府の原発事故調査委員会も把握していなかった。

 最初のベントは3月12日午前10時17分に試みられ、4回目の同日午後2時半ごろに「成功した」とされる。しかし、観測データによると、主に双葉町の▽郡山地区▽山田地区▽上羽鳥地区▽新山地区--の4地点でベント前に放射線量が上昇していた。震災前の線量は毎時0.04~0.05マイクロシーベルトだったが、原発の北2.5キロの郡山地区では3月12日午前5時に0.48マイクロシーベルト、同6時に2.94マイクロシーベルトと上昇。さらにベント開始約1時間前の同9時には7.8マイクロシーベルトになった。西5.5キロの山田地区ではベント直前の同10時に32.47マイクロシーベルトと通常の約720倍を記録した。

 国の平時の被ばく許容線量は毎時に換算すると0.23マイクロシーベルトで、各地で瞬間的に上回ったことになる。数値の変動は風向きの変化によるとみられる。国会事故調の最終報告書などによると、1号機では11日夜から12日未明にかけて、全電源喪失を原因として炉心溶融(メルトダウン)が発生。圧力容器などが損傷し、放射性物質が外部に漏出したと推定されている。

 当時、住民への避難指示は、県が11日午後8時50分に2キロ圏▽国が同9時23分に3キロ圏▽ベントを前提に国が12日午前5時44分に10キロ圏--に拡大。だが10キロ圏内の住民(約5万人)の多くが圏外へ避難を始めたのは12日午前8時ごろとされ、放射性物質が広範囲に拡散し始めたのは、4回目のベントとその後の同日午後3時36分の原子炉建屋の水素爆発によるものとみられていた。4回目のベントの約30分後には、原発の北西6キロの上羽鳥地区で線量が1591マイクロシーベルトに急上昇している。

 ベント前に観測された線量は、1時間浴びたとしても胸部X線検診1回分を下回る。放射線防護に詳しい野口邦和・日大歯学部准教授は「ただちに健康に影響する線量ではない」としながらも、「どのように放射性物質が拡散し、住民がどのくらいの線量を浴びたのかは検証されなければならない」と指摘した。【神保圭作、栗田慎一】

 ◇避難指示が出る前に放射性物質の拡散が始まる

 東京電力福島第1原発事故で、国の10キロ圏避難指示が出る前に放射性物質の拡散が始まっていたことが県の解析データで判明したが、当時、周辺で暮らしていた住民はその事実を知らず、避難もしていなかった。東日本大震災で福島第1原発周辺のモニタリングポストが電源を失い、機能不全に陥っていたためだ。これは住民放射線防護の根幹に関わる重大な問題だ。

 福島第1原発事故ではモニタリングポストのほか、事故対応に当たるオフサイトセンター(緊急事態応急対策拠点施設)やSPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測システム)も活用できなかった。これらの事実は、従来の備えでは深刻な原発事故に対処できないことを示している。

 モニタリングに関しては、国の原子力規制委員会で事業者や自治体を交えた議論が進む。その会議に参加した福島県の担当者は積極的な発言はせず、司会者から促されて、事故時にモニタリングポストが使えなかったことなどを伝えるだけだった。

 だが、観測データを住民避難に生かせなかった失敗を福島県が重く受け止めているのであれば、モニタリングポストの電源や通信手段の多重化を図るよう、原発のある他の自治体に提言することもできるはずだ。

 「同じ事故を二度と起こしてはならない」と主張する福島県は、自らの事故対応を再検証し、国が新たに作る「原子力災害対策指針」策定の中心となり改善を求めていくべきだ。【神保圭作】

 ★放射線モニタリングポスト 空気中の放射性物質の濃度を自動観測する装置。全国の原発周辺地域に設置されている。1時間ごとの平均線量を監視施設などにリアルタイムでデータ送信し、避難指示などに活用する。電源喪失で送信できなくなっても、非常用バッテリーで観測データを機器内に蓄積し続けることができる。




福島第1原発:ベント前 放射性物質の拡散 データは放置
毎日新聞 2013年02月22日 02時30分(最終更新 02月22日 02時42分)

 東京電力福島第1原発事故による放射性物質の拡散が、これまで考えられていたより早く11年3月12日早朝から始まっていたことが、福島県の観測データで裏付けられた。しかし、県がモニタリングポストの解析を終えたのは、政府や国会の事故調査委員会が最終報告書をまとめた後。現在進行している県民健康管理調査にも、このデータは反映されていない。被災者の健康に直結する「命のデータ」は事実上、放置されてきた。【神保圭作、栗田慎一】

 県によると、津波で流されなかったモニタリングポスト20基のデータ回収を始めたのは、東日本大震災から約1カ月後の11年4月。19基を同7月までに回収し、一部の解析に着手した。しかし、残る1基を回収し全解析を終えたのは、最初の回収から約1年5カ月後の昨年9月下旬だったという。

 この間、政府や国会の原発事故調査委員会が相次ぎ発足し、事故原因の究明にあたった。両委員会は昨年夏、最終報告書をまとめたが、県のデータの存在を把握しないまま解散したことになる。政府事故調の元メンバーで同県川俣町の古川道郎町長は「政府事故調で検証されなかった新事実だ。なぜ解析がこんなに遅れたのか。事故の検証は終わったとは言えない。継続的な検証態勢を整備すべきだ」と憤る

 一方、このデータは11年6月に始まった県民健康管理調査にも活用されていない。この調査は、県民から震災当時の行動記録の提出を受け、被ばく線量を推計する。今回明らかになったデータは、事故初期の「実測値」にあたるが、当時の線量はこれまで、SPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム)で予測した線量が使われてきた。県立医大は「県の解析データを使うか使わないかは、議論している最中だ」としている。

 県原子力安全対策課の担当者は毎日新聞の取材に「県内全域の放射線調査など他業務に忙殺され、結果的にデータ解析が後回しになった。大変申し訳なく、ただただ謝るしかない」と謝罪している。

 これに対し、国会事故調に県民代表として参加した同県大熊町民の蜂須賀礼子さんは「県民の健康を真っ先に考えたならば、急いで解析されるべき『命のデータ』のはずだ。福島県の対応は(原発被害を受けた)県民として恥ずかしい限りだ」と話した。